当初想像していたよりは階段落ちの過程もマイルド。
致し方のない、どうしようもない、まさに貧すれば鈍してしまう典型的な悲哀。
笠智衆が視聴者(私の)の気持ちを代弁してくれた。
やり直す方向に行ったけれ…
このレビューはネタバレを含みます
柄本明さんが仰っていた
【生々しい田中絹代さん】を確認
確かに…
戦後まもなくの日本
夫の帰りを待ちながら
生き抜いてきた人々を想う…
街の様子が生々しい
人物の配置が
やはり小津さんの絵…
やたら閉塞感の強い画が多くてなにかの…多分戦争、敗戦についての何かを語ってる映画なんだろうなという感じがしました。劇中実際に起こっていることだけ見ると家父長制~~~!って感じで現代に見るとなかなかし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
戦後の貧困の中で子供の入院費を工面するために娼家で働いた時子。
間も無く復員した夫の修一は時子の行動を知り…という小津安二郎によるネオレアリズモ。
小津作品らしからぬ感情的なドラマと直接的な暴力描…
小津版ネアネオリズモ。
初見だったが、『長屋紳士録』観た時「小津らしい暖かな終戦だなあ」などど思ってたが、あれは老女と子供だったからで、若い夫婦を描いたこちらは相応にハードだったのね(勿論溝口ほどじ…
佐野周ニが主演してるので「父ありき」の後日談と思って観た。戦後3年の日本。想像した通りの貧しさ。病気の子供が無事回復、待ちに待った夫も無事復員。が、この幸せは一瞬で崩れ落ちる(でないと先が続かない)…
>>続きを読む「不貞=悪」と強く条件付けられた夫の概念の檻は、階段から落ちた愛する妻に近寄ることすら不可能なほどに彼を縛る。強いショックのため一時的に概念から自由になり和解したように見えるものの、「忘れよう」と決…
>>続きを読む松竹株式会社