序盤の近所の人との何気ないやり取り、子供の回復を願う田中絹代などを見てると、あぁ小津を見てるなあと言う気持ちになってすごく心地よかったが、確かにそこからシリアスモードにシフトチェンジしていくところの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
私は前もってネタバレのレビューも読む派なので読んでから「まったく!夫は女々しい!」と怒る予定だったのだが、見たら印象が違った。
家父長制が嫌だとか書いてる人もいたけど、それは表面だけ見て夫のことを…
落涙
感動とかじゃない、やるせなさに泣いた。
階段から真っ逆さまに落ちる田中絹代は衝撃。
背中で手を組むシーンは、これからの決意や祈りを感じて素晴らしい。
「Ozu Diaries」で黒沢清の…
結構構えてみましたが、
最後は何だかんだホッとしたけれど…。
大丈夫なわけないやろー!と
つっこませてほしい!笑
名シーンといわれるだけあって結構だったと思います笑
いい旦那だけど最低でもある…
終戦後、夫の復員を待ちながらも子の入院費用を工面するため売春に手を染める妻と、妻の行為を知り苦悩する夫の姿を描く。
妻が鏡に映る自身の姿を見て売春に心が揺れてしまう描写や、事後の部屋の様子のみによ…
戦後すぐに小津が発表した『父ありき』が当局の検閲を受け、大幅なカットを余儀なくされた事実によって邦画界に激震が走った。その後映画会社がこぞって民主主義啓蒙作品の製作にとりかかったという。そんな時代の…
>>続きを読む評価つけるの難しい。
面白いんだけど、今まで観てきた小津作品とは違っているように感じる。心の中に生まれる罪の気持ちがうまく消化しきれていないのはよく表現できてると思った。
ただオチが好きじゃない…
夫の復員を待つ妻が、急病の幼子を治療費捻出のため、身を売ってしまったという悲劇。隠しおおせぬ妻と事情を察しながらも赦せぬ夫、夫婦の葛藤がやるせない。過酷な現実は、戦場だけではなく銃後にもあったという…
>>続きを読む暴力・アクション(スタント)、話の重さが
他作と異なるが故評価を得れていないのか。
戦後まもないタイミングで題材として
この時代の空気感は伝わるものがある。
(現代の価値観とは別のもの)
妻の狂…
☆私の小津遍歴は、あまり育ちが宜しくなく、浮草から始まって、長屋紳士録や宗方姉妹に惹かれて、紀子三部作をしっかり受け止めきれていない状態です。
☆当作、冒頭のガスタンク?とその手前の安普請のボロ家、…
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