風の中の牝鷄に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『風の中の牝鷄』に投稿された感想・評価

4.0

「不貞=悪」と強く条件付けられた夫の概念の檻は、階段から落ちた愛する妻に近寄ることすら不可能なほどに彼を縛る。強いショックのため一時的に概念から自由になり和解したように見えるものの、「忘れよう」と決…

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これは一見小津作品には見えない
駄作、と評する声もあるそうだが、仮に帰ってきた夫佐野周二が妻田中絹代の幻覚、はたまた死霊だと考えてみてみると、たしかに面白い

戦争を真っ向から批判するのでは無く、所作や風景の中に忍び込ませた小津映画紀子3部作を確立する前の一作。

主人公28歳の時子(田中絹代)は戦争に行っている夫修一(佐野周二)が戻ってくるのを待って子供…

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たく
3.5

日本における女性の人権の低さを如実に示す小津安二郎監督の1948年作品で、男性の加害性をこれほど醜悪に描くのは小津作品でも珍しいように思う(「浮草」にもちょっと出てきたけど)。戦後間もない日本で貧し…

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再見。鳴り止まぬインダストリアルノイズ。膨れ上がった暴力性とその果てにある戦慄の階段落ち!
3.9
やっとみれた

こんなふうに無駄なく喋れたらと思う

そしてそれはそれとして当時の女に人権はないのだった。妻の訴えで湧き出た涙が夫の説教で全部枯れたわ
7号
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これ、小津監督自身は失敗作って言っているんだ…
私は今のところ小津監督作品内で一番好きですけど、やり過ぎなところやツッコミ所はあるように思います

ラストの階段は「トウキョウソナタ」で見たと思ったら…

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3.5
2021年の初見64本目。 駄作・駄作と聞いていたわりには、駄作ではなかったよ。 小津本人が駄作と言ったらしいけど? 最後のかなりきれいごとな成り行きはそうするしかなかったんだと思うよ。
4.0

序盤の近所の人との何気ないやり取り、子供の回復を願う田中絹代などを見てると、あぁ小津を見てるなあと言う気持ちになってすごく心地よかったが、確かにそこからシリアスモードにシフトチェンジしていくところの…

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3.8

このレビューはネタバレを含みます

私は前もってネタバレのレビューも読む派なので読んでから「まったく!夫は女々しい!」と怒る予定だったのだが、見たら印象が違った。

家父長制が嫌だとか書いてる人もいたけど、それは表面だけ見て夫のことを…

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