日本における女性の人権の低さを如実に示す小津安二郎監督の1948年作品で、男性の加害性をこれほど醜悪に描くのは小津作品でも珍しいように思う(「浮草」にもちょっと出てきたけど)。戦後間もない日本で貧し…
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これ、小津監督自身は失敗作って言っているんだ…
私は今のところ小津監督作品内で一番好きですけど、やり過ぎなところやツッコミ所はあるように思います
ラストの階段は「トウキョウソナタ」で見たと思ったら…
序盤の近所の人との何気ないやり取り、子供の回復を願う田中絹代などを見てると、あぁ小津を見てるなあと言う気持ちになってすごく心地よかったが、確かにそこからシリアスモードにシフトチェンジしていくところの…
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私は前もってネタバレのレビューも読む派なので読んでから「まったく!夫は女々しい!」と怒る予定だったのだが、見たら印象が違った。
家父長制が嫌だとか書いてる人もいたけど、それは表面だけ見て夫のことを…
落涙
感動とかじゃない、やるせなさに泣いた。
階段から真っ逆さまに落ちる田中絹代は衝撃。
背中で手を組むシーンは、これからの決意や祈りを感じて素晴らしい。
「Ozu Diaries」で黒沢清の…
終戦後、夫の復員を待ちながらも子の入院費用を工面するため売春に手を染める妻と、妻の行為を知り苦悩する夫の姿を描く。
妻が鏡に映る自身の姿を見て売春に心が揺れてしまう描写や、事後の部屋の様子のみによ…
戦後すぐに小津が発表した『父ありき』が当局の検閲を受け、大幅なカットを余儀なくされた事実によって邦画界に激震が走った。その後映画会社がこぞって民主主義啓蒙作品の製作にとりかかったという。そんな時代の…
>>続きを読む松竹株式会社