海から来た娘たち/自由への旅立ちの作品情報・感想・評価

『海から来た娘たち/自由への旅立ち』に投稿された感想・評価

1902年、アメリカ大西洋沖シー諸島のある島。長年住んだ島を離れ北への移住を決めた者と島に残ることを選択した者のある一族の物語。

全てが芸術的。
映像も音楽もこれから生まれてくる子供の語りや民族的…

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なにもかも煌めく魔法のような地に残るものと去り行くものの前日譚。異教の文化と土地の儀礼が摩擦を起こし、先祖の魂が行き交う。朽ちたパラソルをさすだけで、絵画みたいな素晴らしい風景だけど、きっとそこはど…

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アメリカにおいて最もアフリカ独特の文化が残っているシー諸島のガラ人。あるファミリーが北へと移住する際のすったもんだの話。

序盤うつらうつらとしてしまったけど、浜辺での撮影と衣装の素晴らしさ。各ショ…

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錆梨
2.9
終始音響が耳障りだった。冗漫なBGMに登場人物のわざとらしい金切り声。不愉快。
このレビューはネタバレを含みます

真正な主題をもち、それを伝えることにもかなりの程度成功しているように思えるのに、どうしても所々チープな印象が付き纏ってしまうのは、ひとつには感情の上っ面を撫でるような安っぽい劇伴のせいかも知れない(…

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りこ
4.2
このレビューはネタバレを含みます

楽しみにしてた黒人映画傑作選③
海から来た娘たち
(原題:Daughters of the Dust)

アリス・ウォーカーの小説などに影響を受けて
黒人のルーツを遡るドラマを語る

1865年に奴…

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mmoe
4.8
このレビューはネタバレを含みます

最後特にすごかった。
言葉を一言一句残して置かなければと思うのに流れていってしまって悔しい。
お互いを罵り合うのが苦しいと思って観ていたので、あぁナナもみんなも苦しかったのだよなと。
イエローメアリ…

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haru
-
新しくてちゃんと映画だったっ
普通に前知識が不足していたのが見づらいかも
主人公とかはいないというかずれていく感じが見づらさかも
o
-

アフリカン・アメリカンの辿ってきた経験を知る意味で意義深い作品だった。
舞台は1902年。奴隷制度が終わり、何度かの恐慌を経て、工業化が進んでいる20世紀のアメリカが舞台なことを念頭に置いておきたい…

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3.1

これから生まれてくる子ども(おそらく白人との混血?)がナレーションという斬新な映画。美しい海と白い服、そして神秘的な語り。どこか浮世離れした島で、北部への旅立ちを夢見る家族。ビヨンセの「レモネード」…

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