我らが門の内にての作品情報・感想・評価

「我らが門の内にて」に投稿された感想・評価

『マンディンゴ』に引き続き、南部の現実。古い映画は(これの5年前の例の作品もそうだが)顔を黒く塗ってテカテカの白人が黒人役をやってるのしか見た事がなかったので衝撃。印象強いのは執事のエフレム。白人達と対等(と彼は思っていた)になるために黒人の悪い噂を触れ回るのだ。もちろん彼も最後は...キツイ。
Kir

Kirの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

黒人の女の両親が理不尽に白人に殺される話。

黒人監督が見せる黒人差別問題を描く。

話は全く面白くない。

が、この時期に今で言うBLM、要はなぜそれが当たり前にしているかをよく胸に手を当てて考えなさいよ、ということなんだろう。

それを初めて映画として見せたであろう、歴史的価値がある映画。
.
#POPLIFEThePodcast #127 初春の「2020年映画総括新年会」#128 映画という文化の終焉に向けて >>> https://open.spotify.com/episode/6FuVaxpiSTyQuYD2almWkn?si=yq9PkmFRSQ-2PPgJydkAIA から色々と考えてきて、やっぱ解説よりも批評を、ハイコンテクスト化していくアートに怖気付く自分のためにもっと勉強して、眼醒めていきたい、"自分のために"「100日チャレンジ」を企画しました(❣️)。
.
2021年以降の映画を理解し易くする為に、1920 - 2020までの100年を映画100本でレビューしていく試み。さあ大変だ。早速日付変わって、これと2本目をレビューしなくてはいけません。やるぞっ!
.
例えば、Ari Aster監督『Hereditary』(2018)(A24)を観る際にToni Collette(『The Sixth Sense』の助演女優)が出ている事や、その後、彼女がCharlie Kaufman監督『I'm Thinking of Ending Things』(2020)(Netflix)にも出ている事、映画の舞台がどれも箱庭の様になっている事、最後はメルヘンチックに終わる事、"今"を捉えるにはどうしても"豊潤"な"過去"を引用・参照する必要がある事。答えはいつも不確かながら、万物は流転するのではなく継承していることを私はもう忘れはしないでしょう🧐🥳。これが私のアンサー🤓(❣️)。
.
🌈毎日22:00に投稿します。
.
Oscar Micheaux監督による『Within Our Gates』(1920)は、当時の米国の、非常に危険な社会/文化状況とのクロス・オーヴァーであり、D. W. Griffith監督『The Birth of a Nation』(1915)を起点とするJim Crow lawsやKu Klux Klanの災厄の真っ只中にあったようで、ここ数年のトランプ現象と近似の様相を呈していました。
.
分かり易く書いてみますと、米国において白人が黒人を虐げており、現在(いま)のようにアフロ・アメリカンの映画監督がいない時代に初めて黒人のための映画を撮ったヒトらしいのですが、数年前の事象が影響して、社会と文化が「分断」し出しています💔。デマとフェイクを乗り越えるための映画🎞。🌎世界が終わる前に"北部へ行け"と大切なヒトたちを救おうとした映画(?)。
.
不穏さと切迫感から映画はかなりハイコンテクストになった(⁉️)。愛、裏切り、殺人、レイプ、リンチ、ギャンブル、混血、人種的高揚、白人の偏見、そして南部の農村から北部の都市への黒人の移住という複雑なプロットが80分に凝縮されています。無声映画ならではの初期の映画製作者たちの模索、何気なく映り込む当時の服装や家具が、興味を惹くか眠気を誘うか…(…)。ーーまあSpike Lee監督の原点らしいです(❣️)。
.
主演女優Evelyn Preerの演じるSylvia Landryは婚約者のConrad Drebertが兵役から戻ってくるのを待つ間、従姉妹のAlma Prichardを訪ねるところからこの映画は始まります。👀罪を犯して逃げることになったLarry Prichardたちの前半のシーンや、黒人の子供たちのための田舎の学校が50,000ドルの支援により救済されるシーンや、ベンチでのLarryとSylviaの対話シーンや、SylviaとArmand Gridlestoneが揉み合うシーンや、彼女の胸に傷があり、それが彼女の出自を判明させる終盤のシーン、それを知ったDr. V. Vivianが、彼女に愛を告白し、結婚するまで。会話劇(多かったかな)。
.
1920…
翌1921年は
Tulsa race massacreでした。
.
Mamie Smith「Crazy Blues」(1920)
🎶
https://open.spotify.com/track/5j6tQBJnNG4wLLdVISJ5g2?si=5NcqTFmQTdmlvK2aO2x-vw
.
この映画は黒人映画監督の最古の作品。グリフィスが映画の父ならオスカー・ミショーは黒人映画の父。どちらも燦然と輝く偉人なのであります。しかしこの作品は70年以上にようやくオジリナルが発見されたらしい。作品は普通のドラマかと思ったら後半はやはり不穏な空気が漂います。確かに5年前の「あの映画」に比べれば壮大で優雅な映像というわけではないもののドラマとしての構成はやはり先駆者的な素晴らしいものだった。こんな時代に黒人映画監督が飛躍していたのが種をまいて、現代へと繋がっているのだろう。
natsumi

natsumiの感想・評価

-
アフリカ系アメリカ人監督による(今のところ)最古の映画。100年の前の作品だけどストーリーは驚くほど現代的。潰れる危機にさらされたアメリカ南部の黒人学校の資金を集めに北に旅立つ女性の話。サイレント映画なのに登場人物が多いからどのキャラが喋っているかが分かりにかったけど、人種差別と宗教の関係性を描いていたりするシーンが新鮮で面白い視点だった。その女性の秘密が明かされるんだけど、最初ピンとこなくて、あー当時は違法だったのかとテンポ遅れて納得。
t

tの感想・評価

4.0
100年前のブラックムービーにして使用人や説教師の描写には一面的な黒人差別意識を超えた重層性を感じる。スパイク・リーは『国民の創生』で馬鹿騒ぎするKKKに対置する形で本作を流す選択肢もあった。焼殺と性的搾取の恐ろしいクロスカッティング。テーブル上に不自然に配置された書籍。
masa

masaの感想・評価

3.1
グリフィスの「國民の創生」に対してこちらは黒人側からみた南部を描いている
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

1.5
【生誕100周年:黒人映画のポンコツ原石】
丁度100年前、1920年の黒人映画史最重要作。『國民の創生』が悪の傑作に対して、本作は善の駄作である。

密ですな黒人学校が閉鎖の危機に瀕し、今でいうクラウドファンディング的なことをする話だが、絵面が退屈すぎて映画である必要がない。

『死ぬまでに観たい映画1001本』に載せるなら『野のユリ』や『招かれざる客』といったシドニー・ポワチエ映画を推していった方が良いと思う。(2011年版にはこの2作品は掲載されてないのだが、その後改善されたのだろうか?)

映画史上重要だからに甘えている作品だという結論に至った。
あ

あの感想・評価

4.0
Netflix『アフリカ系アメリカ映画のパイオニア』では『境界線』というタイトルになっている
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.2
▪️Title : 「我らが門の内にて」
Original Title : 「Within Our Gates」
▪️Release Date:1920年公開
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-109 再鑑賞
▪️My Review
凄く貴重な作品なんですよね。黒人映画作家による現在する最古の作品なんです。どうやらフィルムが紛失されていて、1990年代まで見つからない作品だったようです。
しかしこの時代に黒人の監督が黒人の出演のもとで、黒人の差別問題を取り扱ったことがほんとに困難に立ち向かったといあことですよね。
本作の監督、オスカー・ミショーは黒人映画監督の先駆けです。ハリウッドの大手映画会社が黒人のつくる映画に関心を示さなかった時代(1920~30年代)に、自主制作で40本近い映画を撮影したそうです。黒人自身に地位向上のための努力を訴えるような内容の作品が多くあります。
本作は、D.W.グリフィス監督の大作「国民の創生」への当て付けとして制作したと言われるミショーの代表作です。
物語は。。。学校運営の資金集めのためにアメリカ北部にむかった黒人女性シルヴィアの受難を描いています。。。
D.Wグリフィスが黒人は「皆」愚かだと決め付けていたのに対して、ミショーは2人の白人の婦人(1人は差別的、1人は博愛主義者)、そして愚かな黒人をも描写した事によって、人は1人1人違っている事を表現して、「国民の創生」に反論しているようです。また当時タブーであったリンチやレイプにも正面きって向き合った作品でもあるんですね。
ミショーの成功で、黒人俳優が登場する物語を黒人専用の映画館で上映する人種映画と呼ばれるジャンルが誕生したことでも意味ある作品ですね。
しかしながら、社会的意義は感じますが、映画としてはプロット自体に面白味が少なく、また無声映画を映画版の説明挿入で観たことで細部の意味が少し把握しきれない所もあったのが、残念です。。。

▪️Overview
監督/脚本、オスカー・ミショーの作品で、現存する最古の黒人映画作家による作品。また、出演陣も黒人が多く、のちの黒人映画の成立に多大な影響を与えた作品。
>|

あなたにおすすめの記事