ファスビンダー
5.0 マリアブラウンの結婚
5.0 13回の新月のある年に
4.7 ペトラフォンカントの苦い涙
➡️4.6 不安は魂を食いつくす
めちゃくちゃカウリスマキっぽいなと思ったら、実…
このレビューはネタバレを含みます
社会から半ば無視されてきた中年掃除婦と、社会から弾き出されてきたモロッコ出身の青年は孤独を共通点として結ばれるが、結ばれたが故に孤独ではなくなり、唯一の共通点が消失することで、関係性が崩壊していく。…
>>続きを読む07.03.2021
02.14.2022
10.16.2025
『天が許し給うすべて』のあとで見直したが、こっちの方が断然好きだ。愛というのはどこかしら不穏で不気味なものなのだ。何かしらの力が働…
映画は、年齢や人種、社会的立場を超えた愛の物語を静かに、しかし鋭く描いた作品。主人公は60代の未亡人で、孤独な日々を掃除婦として過ごしている。ある雨の夜、彼女はアラブ系の客が集まるバーで、年下のモロ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
20年ほど前に夫に先立たれ、3人の子供も独立した今は掃除婦をしながら細々と生活している60歳前後のエミは、雨宿りを口実に、普段気になっていたアラビア料理の店に入る。
常連が「婆さん、人と話す機会も…
構図が本当に美しい。特に記念日にレストランで食事するシーンが印象的。
ふたりを遠くから映す場面が多い気がする。周り同様の冷ややかな視線を与えているようで少し儚さを覚えた。
70年代の人種差別を考え…
好きですね。
初めの店に入ってきた時のカウンターのショット、この構図の上手さだけでも惹き込まれますね。そして、扉越しで人物を撮ることでフレームの中に扉というフレームを作るショットはPTAとかがよくや…
【貴方ってキレイ】
幸福が楽しいとは限らない ひどい雨だったので それでこの店に入ろうって 毎日前を通るの外国の音楽ね アラビア語 お客はドイツの歌よりも故郷の歌を聴くわ あの婆さんと踊れば? 足…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION