魔法少女を忘れないの作品情報・感想・評価

魔法少女を忘れない2011年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

2.9

「魔法少女を忘れない」に投稿された感想・評価

正直、堀禎一の良さはわからないのだがらラストは力づくでねじ伏せられるような感動があった。
序盤から明確に現実感を欠いた話し方や設定に、これは嘘だという感覚というか、どこか不穏感を覚える。魔法少女をめぐるところよりも委員長に関するシークエンスがショッキングだった。
カルトと言ってて、あまりに台風クラブ意識し過ぎたら暴走し始めたような映画。
掴みきれない、何とも不思議な一本。
堊

堊の感想・評価

4.5
久々に見たらいろんなことに気づけた。
・前田亜季の役割。まこーさんのレビューにある通り、「昔は私も…」と語り、みらいちゃんのことがわからなくなっても即座に理解を示し、「女の子は誰でも元魔法少女〜」など1人だけ明らかに魔法少女に対する向き合い方が違う。
・記憶を失うときの音がカメラのシャッターの音のよう→プリクラ場面との対比。記録し記憶する行為と忘れるということについて言及が続く。パチンコのように連鎖発生する告白も、決定的な瞬間を持続させようと皆が無意識に行なっているように思える。ダンスシーンのカット割、フルで歌い切る弾き語り、そしてラストで"写真のように"画面が止まる。
・海の家で出てくるおじさん(伴大介)
死んだ妻の骨を持ち続けている→死んでしまっても忘れられるわけではない。

ヴェーラで見たけど大画面の前田亜季が本当に良かった。告白シーンでおっさんが泣いてた。
5年後くらいで『台風クラブ』的にカルト化してそう(もうしてる?)
一

一の感想・評価

-
「元魔法少女は存在を忘れられてしまう(肉体はその場に留まる)」ってシステムはわかるんだけど、みんな忘れた直後の接し方冷たすぎない?いきなり「なにコイツ知らないんですけど」みたいな態度になるの違和感ある。僕のイメージするライトノベル(表紙が萌え絵)的なキャラ造形とか設定が今日観た他作品に比べて強くてちょっとキツいし。まあでも忘れられちゃうのはやっぱり切ないよね。にしても堀禎一の映画の自転車はすごくいいな。そんで森田涼花も17,8くらいのとき結構好きだったな。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

-
全秒エモい。泣ける。非常に奇妙な映画だけど。

ラノベ原作の実写映画としてある意味究極の演出。美少女アニメのクリシェに溢れた内容をそのまま生身の俳優が演じている異様さ。男子高校生に突如出来た妹は元魔法少女である。冒頭から異様にキャピキャピした高校生たちの姿に面食らうがその効果が段々と効いて来て最後には泣いてるっていう。妹のみらいちゃんがお昼寝してる時は必ず窓から風が吹き込み、カーテンやテーブルクロスをひらひらとなびかせる。あとみらいちゃんを徹底して足から撮る。空を飛べなくなった魔法少女が地に足を付けてそこに実在している事を確認する様に。同時に彼女の魔性な魅力を演出する為に。自転車で並走しながら見つめ合う切り返しのエモさは何だろう。背景の草木がもの凄い勢いで流れて行く中、笑顔をこちらに向けるみらいちゃんにどうしようもなく切なさを感じてしまう。階段の踊り場でダンスの練習をするみらいちゃんを見守る視線にも感じる切なさ。魔法少女は忘れられる運命にある。それに抗う様に一瞬一瞬のみらいちゃんを記憶しておこうという眼差しに胸がざわつく。魔法を使えなくなった魔法少女を自転車の後ろに乗せて、空の彼方へ逃避行するクライマックスの勢い、そしてチープな合成映像は大林版『時をかける少女』のクライマックスを思い出す。空を飛べた事を懐かしむみらいちゃんにまた泣く。先生役の前田亜季が「女はみんな魔法少女がいる事を知ってる」と言う。全ての少女はある意味魔法少女だ。いつしかそれを忘れるが、「やさしさに包まれたなら」その魔法は再び使えるって、ユーミンが言ってた。ラストの階段演出はとにかく最高。特に編集が素晴らしい。あと委員長ちーちゃんが告白する長いカット、あれは非常に良い。口調が普通になって行く芝居の上手さ。芝居は森田涼花が抜きん出て良い。
泣いた。

青春もので学校の階段の上と下で男子女子が向き合う→切り返しのショットってよくあるけどなんであんなに泣けるのか。
あれが階段ごしではなかったら泣けないはず。
階段の上と下だからひたすらエモいのだろうが何故なのか…

あと鏡の使い方がえぐい。

鏡の前で同級生達と踊るミライちゃん。後に鏡を通した自分の姿を見た男子がミライちゃんの存在を忘れてしまう。
この皮肉な残酷さよ…みらいちゃん…

あと空になった自転車の後部席?のショットも泣けた~😭
みら

みらの感想・評価

3.8
上白石萌歌ちゃんの「ミライちゃん!」を聞いて想起したのは堀禎一監督でした… 魔法少女は飛べる。
Ken

Kenの感想・評価

2.0
魔法少女のシステムがよく分からなかったので、ハッピーエンドだったのかどうかが心配です。
とりあえずメガネちゃんには幸せになっていただきたい。
青春と記憶喪失というn番煎じにも程がある自転車映画。笑ってしまうくらいファンタジーでご都合主義。でも、だからこそ愛せると思いませんか……。
クライマックスはラ・ラ・ランド。思わず自宅で立って拍手した。
あと委員長はオールタイムベストオブ眼鏡女子。

* * *

未来は魔法少女だった。
思いの薄かった順から未来のことを忘れてしまう。

終盤で四人が日記を書く場面は素直に泣きそうになった。
親しかった四人組も、いつかは自分たちが未来のことを忘れてしまうと予感している……それなのに、楽しげに夏の出来事を思い返す。表裏を描いている。

やっぱりクラナドは人生だなぁ……(嘘)

* * *

同人誌でこの映画のことを知った、知らなかったら観なかったであろう映画
この映画のことを愛しているキャラクターが存在する……その事実が私にとってこの映画をすばらしいものにしたような気もする
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=68759233
馬鹿にしてるのか馬鹿なのか。
言語化できないけど得した気分にはなった。
映画芸術のランキングに入ってる時点で、、、、
>|