ラストの静止時間の長さが怖い。野口千穂から始まる忘却シークエンスには『ボディ・スナッチャー』のような会話の間と切り返しでのサスペンスがあり良い。空をいきなり飛ぶところには驚いたし、自転車からの主観…
>>続きを読む目的地に着かないように中間地点の移動シーンが多い。さらに時間を引き伸ばすスローモーション。
ダンスシーンや、告白シーンの職人的な手つきに、ふっと無意味でラディカルなシーンが挟まれる作家の手つきが奇跡…
自転車映画ベスト。高橋龍輝が自転車で帰宅する場面の運動感が素晴らしい。速度を緩めず重心を移動させ家に帰る道のりを迷わず選択し曲線を描く。カメラは適切な距離を保ち、編集は異なる空間を繋ぎ淀みなく自転車…
>>続きを読む海のシーンでめちゃくちゃ曇り空なのすごいし委員長があわてて髪をほどいてエプロン外すところが可愛すぎてヤバい。超絶告白シーンは言わずもがな、委員長がミライを忘れてしまう瞬間のミライが振り返る顔面→繋い…
>>続きを読む 繋ぎあった手がゆっくりと離れていく事だけで忘れてしまった事を表現するのが切なすぎて、たまらず一時停止してしまった。
この瞬間で止めておきたいと思うようなピュアな瞬間が多すぎて眩しかった。DVDで…