切り返しショットが良すぎる。
最後の、プールの水が夏休みを象徴させるほどに煌めく中で告白する阿部とそれに答える浅井の切り返しは特に印象的。
浅井の認識と阿部の認識の乖離、例えば千葉と阿部との一連のシ…
まあ案の定な出来というか...そっち系のシネフィルワナビーが「面白い!不気味!リヴェット!」とかほざいてる作品てまあシンプルにつまらんよねって話で、本作も見事なまでに例に漏れずな出来でした。でも不思…
>>続きを読む 虹釜太郎(と吉田アミ)を音楽に起用しているところとか8ミリ風映像の使い方とか、たしかに何らかの作家性を感じる部分はある。
でも蓮實門下生というブランドや東大卒というハロー効果が無かったらそこまで…
荒々しいフィルムでのアップと不穏な機械音の組み合わせ、その後の中山麻聖のアップには恐ろしい予感がするのだが、結局何事もなく進んでしまう。台詞をそのままの調子で言わせてしまうのが適当さなのか冷徹さな…
>>続きを読む美術室で、浅井と阿部が身体的に距離を接近させる場面にて、その成り行きを教室の外から見守る千葉の視線とは別に、フィルムで撮影されたザラついた映像が繋がれる。これは明らかにこの場には「存在しない」何者か…
>>続きを読むチープでローファイながら整え過ぎずに背景の「現実」をゴロンと映しているのが主人公達を中心とする「物語」世界との乖離がまさしくオタクと世間の乖離を表してるよう(アンビエント〜ドローンな劇伴とそれが鳴っ…
>>続きを読む腐女子のオタクがクラスのイケメン男子二人で妄想を繰り広げるも、その男の一人から告白を受けてしまい......というお話
初堀禎一。凄いとは聞いていたものの確かに凄くてウケた。
全体的には00年代後…
甲斐麻美と木口亜矢が美術室で妄想しながら戯れあっている様子を長めのワンカットで捉えながら、突然それを目撃して唖然としている中山麻聖と馬場徹の切り返しショットへ繋ぐからビビった。BL絵を見て激昂し教室…
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