ジキル博士とハイド氏の作品情報・感想・評価

「ジキル博士とハイド氏」に投稿された感想・評価

悪の潜在意識を目覚めさせてしまう薬…研究者として自ら創り出したその危険な薬を実験用に服用した医師が風貌も性格も別人になってしまう、二重人格サイコスリラー☆

初めて『ジキル博士とハイド氏』という作品を鑑賞しました!今回観たのは白黒映像の1941年版。

悪のサイド、ハイド氏に捕らえられてしまうアイヴィー役の女優イングリッド・バーグマンさんが綺麗で可愛くてめちゃくちゃ魅力的だった♡熱演が大変素晴らしい。怯えて泣くヒステリックな演技がお見事!!!恐怖感が伝わってきて観ていてどんどん引き込まれた。そんな彼女はキャストの中でもひときわ輝いて見えた。

この物語の面白いところは、自身ですら今まで気づいていなかった自分の邪悪な面を自らの手で呼び覚ましちゃうところ。善と悪は裏表ひとつのコイン。人間が無意識のうちに理性を失うとどうなるかをジキル博士が教えてくれている。

私が思うに、ハイド氏は根っからの殺人鬼では無いんじゃないかな。追い詰められて切羽詰まっただけだよね。

あまりにも有名なこの作品。白黒で観ると古典的な雰囲気を味わえて良いですね♪

よく出来た恐怖映画でした!!!
\*☆名作*☆/
イングリッド・バーグマンは、非常に美しいのだが、やはり人格が分裂するという物語がどうもイマイチだった。

こういう映画になると、決まって出てくるのが映画『フランケンシュタイン』でも見られるような怪しげな研究室。

バーグマンは、水商売の女であり、最初はジキル博士に助けられるのだが、ハイド氏に幽閉される。
バーグマンがジキル博士の医院に診察受けに来た時の「細い腰のくびれ」は半端ではない。凄く細くて綺麗。

それから、ラナ・ターナーも綺麗。この頃、こんなに綺麗な女優の共演、素晴らしい。

ジキル博士からハイド氏になる時(またはその逆)のイメージ映像は、なかなか頑張っているのだが、物語が物語なので。
KyoSiro

KyoSiroの感想・評価

3.2
観たのは昔ですが、32年版より、こっちの方が面白かったと記憶してます
自分は、当時、テレビで観たのですが、
涙を流すイングリッド・バーグマンが
モノクロ画面の中でキラキラしていて綺麗でした
そして、一番良かったのは、このとき、スペンサートレイシーの吹替を担当していた森山周一郎さんの声ですね
ドSのハイド氏がイングリッド・バーグマンをネチネチいじめるのですが、
森山さんの渋い声で弄ばれていくうちに、
善悪の問題よりも虐待や倒錯した世界に追い詰めていくような感覚があって、それが一番印象に残ってます
ヂミー

ヂミーの感想・評価

2.6
リメイク版のほうをみた。博士の善悪に関する哲学みたいな部分と人格が崩壊していくとこは面白かったがあとはまあ退屈がおおい、斜め前で見てたファインディング・ドリーのほうが音無しだったけど面白かった。青が綺麗だった
連続鑑賞。あらすじは1932年版とほぼ変わらないので割愛します!
今回は名優スペンサー・トレイシーが主演、当時人気絶頂だったイングリッド・バーグマンとラナ・ターナーの共演、脇を固めるのがドナルド・クリスプという文字通りの豪華キャスト。

ハリウッド史上屈指の名優と謳われたトレイシーが主演ということで、1932年版のマーチの素晴らしい特殊メイクとは対照的に、とにかく表情と動きのみで見せてくれます。だからあまりメイクも濃くなくて、最初はちょっと拍子抜けしたけど、トレイシーのあの憑依型の演技を観ると本当に流石だなぁとしみじみ。むしろ彼にしかできないハイド役でした。
連続で同じストーリーを観たので、いつも以上に細かく見比べてしまったんですが、個人的には斬新な撮影技法といい、マーチのあの豹変ぶりといい、1932年版の方が好きでした。
ビアトリクスは清楚な婚約者なのに対して、アイヴィーは妖艶な印象のキャラクターなので、イングリッドとラナ反対の方が良かったんでは、なんて思ったり。でもお義父さん役は前作より、ドナルド・クリスプの威厳溢れる演技がとにかく素晴らしくてこっちの方がお気に入り!クラシック映画を代表する名脇役、本当に登場するだけで画面が締まる役者さん。

ラストのカットが1932年版と全く一緒だった!
監督は『風と共に去りぬ』のヴィクター・フレミングなんですね、生涯通して骨太な映画を多く撮られていて本当にすごい。
特殊メイクを凝らしたフレドリック・マーチ版を取るか、ほぼノーメイクで演技力だけで勝負したスペンサー・トレイシー版を取るかは、個人の好みによるところだが、明らかにマーチ版の劣化コピーとしか思えないシーンもあり、私は断然マーチ版を推します。
【2回目の鑑賞】
多重人格の研究者が行き過ぎた実験により自ら身を滅ぼしていく話。
これが悪か!゛

1931年版と比べ、ハイド氏のフォルムが人間に近いものになっている。その分、ジキル博士との演じ分けがポイントとなってくるだろう。
演じるはスペンサー・トレイシー。彼のハイド氏はその異常者のごとき笑みがとても印象的だ。口元の表現が上手く、悪人と善人を完璧に演じ分けている。
ストーリーは1931年版と大差はない。
映像のみせ方は1931年版、キャストの演技は1941年版が魅力的であった。
HK

HKの感想・評価

2.5
題材が題材だけに今どき語られることもないが、この映画のバーグマンは凄いのだ。ハイド氏に監禁されて、洟から涎から垂れ流して大泣きする女優魂の炸裂した場面のほか、妄想の中では頭にワインオープナーぶっ刺されるコルクになったり、笑顔を浮かべながらマッパで馬に乗ったりして、一体なにをやってんのか分かっているのだろうか?と思わざるを得ない。この頃はまだハリウッドにやって来たばかりでラナ・ターナーとは役が逆ではないか?とも思うが、それほどキャラが定着していなかったのだろう。政治に無頓着なゆえ、この数年前まで「ハイルヒトラー!」と敬礼していたという。イザベラ・ロッセリーニのオカンだということを痛感する作品でもあるが、映画の出来自体はそれほどでもない。つまんないうえに長い。