レオポルド・ブルームへの手紙の作品情報・感想・評価

『レオポルド・ブルームへの手紙』に投稿された感想・評価

coco2ir3

coco2ir3の感想・評価

3.5
エゴイズムな母親の惨めな生き様に辟易する。
やましさを棚に上げ他人をいたぶる奴がはびこり、身勝手な烙印を押された人間が追い詰められる切ない世の中… 雨のシーンに救われた。
ノテ子

ノテ子の感想・評価

3.0

始まりは15年の刑期を終えて出所するスティーヴンの描写から。彼は、夫と娘の死によって悲しみにくれた女性から産まれ、愛されることを知らぬまま育つ。
裁判の後の母親を突き離すシーンが印象的!再生が上手く…

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私には難解だった。ジョイスのユリシーズ、その元になっているホメロスのオデュセイアも理解できそうにない。中年の男(父)と妻と息子(?)の物語(らしい)。作品を通して、文学、書くことが、基本テーマになっ…

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sima

simaの感想・評価

4.0
ファイル⑬

「僕はアイツを殺した、母さんは僕を殺した」。子供の心や存在を殺す親の残酷さよ。面会の時の彼の冷ややかな眼差しが痛い。
せいか

せいかの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分用メモ

9.3視聴。レンタルDVD。
きっかけ:忘れた。

ジェイスの『ユリシーズ』が下地にあるらしいが未読。さらにその作品の下地になっている『オデュッセイア』は既読。
だが、オデュッセイアと…

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犬

犬の感想・評価

3.3



心に傷を抱えた少年と一人の囚人が手紙を介して心を癒し希望を見出していく感動のドラマ

生まれる前から大変

重ためな話
雰囲気ありました

男たち
なんとも言えない人生

手紙の内容が印象的

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TAKA

TAKAの感想・評価

3.5
スティーブンは寡黙で内に何かを秘めた人だと思ったけど、そんな過去があったんだ。皆に愛されたかっただろうな…

1960年代のミシシッピー州。
メアリー(エリザベス・シュー)は、大学教授の夫が出世してゆく陰で、自分だけが育児と家事に埋没し、取り残されたような寂しさを感じていた。夫の浮気を疑い、やけになって、…

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デニス・ホッパーとサム・シェパードが脇役で共演しているだけで嬉しくて…
話の中身より彼らの真骨頂の演技、一挙一足無駄の無い動きや癖や表情が好きな自分が居る。
azkyon

azkyonの感想・評価

3.2

これは本当にレオポルド少年に手紙を書いていたのでしょうか?
そうではなくスティーブンが自分の内にある少年―少年時代の自分―に、自分のそれまでの人生を振り返るために、小説の中で書いていたのだと思うので…

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