濃厚な脚本と豊かな撮影で面白かった。
遭難死した遺体の数が2体、多い…という事件が発生。
↑この掴み面白すぎる
前半の念仏?を唱えてるシーンとか震え上がるほどこわい…音楽も力入ってる。
戦後の貧しさ…
このレビューはネタバレを含みます
この物語は史実としてある
1954年9月26日の2つの事件を
題材としている
一つは青函連絡船洞爺丸の沈没
もう一つは岩内の大火
この二つの最大級の天災の原因は
一つの台風(洞爺丸台風)によって
引…
殺人を単純な善悪で語らないあたりは『砂の器』と通ずる気がする。
原作が上下巻に渡る作品らしいので、それを綺麗に3時間に纏めるのはそれだけでも大変な苦労だったとは思う。
ただ、それにしても主人公の貧困…