このレビューはネタバレを含みます
ワクワク、美女の囮捜査
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
📍あらすじ
霧のロンドン、若い女性が行方不明になる連続誘拐事件が発生していた。ダンスホールで…
サーク監督が自作のお気に入り9本を挙げたうちの1本。監督初の犯罪モノとなったライトノワールで、シオドマク監督の仏映画「罠」(1939)のリメイク※。撮影監督はグレタ・ガルボの撮影で有名なオスカー受賞…
>>続きを読む設定の勝利。それにより最早前半の見応えが充実している感もあり、ただ後半にうまく繋げている。
根底にコミカルなコメディ要素を置きつつも、それはサークらしさも垣間見るが、そもそものサスペンスとしての作り…
ソーホーで美女連続誘拐殺人!ダンスホールのホステスが潜入捜査!こんなん悪いワケがないだろうと期待。そこそこミステリー、そこそこラブコメでG.サンダースとルーシーのカップルがいま一つ盛り上がらぬ。ミス…
>>続きを読む小さく狂えば芸術家であり、大きく狂えば囚人か病人にならしめるのが近代であることを分かり始めた人々のドラマ。しかし、ことの大小を判別する機能が崩壊し、正常と異常の混合が全面化していくのが現代であり古代…
>>続きを読む影や霧を強調した表現主義的なオープニングに始まって、ロマンティックサスペンスとかスクリューボールコメディとかノワールとか色々な要素を楽しめると言えば聞こえはいいけど、散漫な感じは否めない。役者はいい…
>>続きを読む夜景がウルマー『青ひげ』みたく神秘的に撮られていて、話に何も関係ないボリス・カーロフの存在感に拍車がかかる。経年劣化で曇ってる窓越しのショットとかたまらんし、ヒロイン枠に留まらないルシル・ボールのア…
>>続きを読むラブコメ風サスペンス。ルシル・ボールが頭良すぎるので潜入捜査役に選ばれるという無茶なプロット。チョイ役でボリス・カーロフが出るの嬉しい(とんでもない階段落ちをしながらフェードアウト)。
カーロフの…
ダグラス・サーク監督作品。
女性が次々に行方不明になる事件が発生。直近の被害者の友人サンドラは、警察から事件の捜査員に任命されるが・・・という話。
ロバート・シオドマク『罠』のリメイク。大筋に違い…