誘拐魔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『誘拐魔』に投稿された感想・評価

とにかくすごい。トリックも脚本も演出も。何より主演俳優が素晴らしい。役柄の中の役柄の演じ方が素晴らしかった。オープニングはリメイク元をしっかりオマージュ。あわれな洋服デザイナーのエピソードもよかった…

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ニシ
4.6

リメイク元の『罠』の女性像の勇敢で逞しいそれは今作では希薄であり、言うなれば古典ハリウッドの模範的な滑らかさがあり、前半のクライマックスである男女の婚約が、男2人が乱闘してその勝者に女性が引っ張られ…

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4.2

平土間席の女とボックス席の男の切り返しが観る者の胸を高鳴らせるのは、それらの視線が重なることの淫靡ではなく、この男女のあからさまな距離がまもなく消失するに違いないという下心にほかならない。そしてバー…

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おもろすぎ〜
記号と実体、言語と映像、空想と現実が無限に相互変換され続ける、サスペンスとも異質な、壮大な実験装置のようなもの。変換を触媒する道具や美術の美しさがそのまま媒介の純粋さに。
Baad
4.5

ジュネス企画のビデオで。

サークの映画としては例外的に、エンタメとしてたっぷり楽しめる映画。

若い頃のルシル・ボールがとにかく魅力的。

ノワールと謎解きの中間のようなお話だが、とにかく面白い。…

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映画冒頭、殺人鬼が書いた犯行予告の手紙が郵便ポストへ投函され、警察のもとへ届く。その犯行予告の手紙に打ち込まれた文字のインクの掠れから犯人が使用したであろうタイプライターを特定し、これまでに届いた犯…

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ぴよ
5.0
ストーリーを登場人物の視点から見せるので飽きさせない。

ジョージ・サンダース、最近見たと思ったら『イヴの総て』か。

キャラクターの作り込みが上手い。
Gierck
4.8
1947年ダグラス・サーク監督。
連続殺人というシリアスな題材をコミカルに描いた作品。
ジョージ・サンダースを犯人のように見せながら徐々に真犯人を明らかにする手腕はさすがに匠である。
BB
5.0

ルシル・ボールじゃないと本作主人公の女探偵役は成立しなかったろう。チャーミングで衣装もどれも◎

チャールズ・コバーン、ボリス・カーロフ、ジョージ・サンダースと作品に強烈なインパクトを残していく人ば…

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panda
4.3
途中まで犯人が誰か分からなかった。ブルドッグが登場したり、クロスワードパズルの答えを尋ねたりするところは面白い。

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