とにかくすごい。トリックも脚本も演出も。何より主演俳優が素晴らしい。役柄の中の役柄の演じ方が素晴らしかった。オープニングはリメイク元をしっかりオマージュ。あわれな洋服デザイナーのエピソードもよかった…
>>続きを読むリメイク元の『罠』の女性像の勇敢で逞しいそれは今作では希薄であり、言うなれば古典ハリウッドの模範的な滑らかさがあり、前半のクライマックスである男女の婚約が、男2人が乱闘してその勝者に女性が引っ張られ…
>>続きを読む平土間席の女とボックス席の男の切り返しが観る者の胸を高鳴らせるのは、それらの視線が重なることの淫靡ではなく、この男女のあからさまな距離がまもなく消失するに違いないという下心にほかならない。そしてバー…
>>続きを読むジュネス企画のビデオで。
サークの映画としては例外的に、エンタメとしてたっぷり楽しめる映画。
若い頃のルシル・ボールがとにかく魅力的。
ノワールと謎解きの中間のようなお話だが、とにかく面白い。…
映画冒頭、殺人鬼が書いた犯行予告の手紙が郵便ポストへ投函され、警察のもとへ届く。その犯行予告の手紙に打ち込まれた文字のインクの掠れから犯人が使用したであろうタイプライターを特定し、これまでに届いた犯…
>>続きを読むルシル・ボールじゃないと本作主人公の女探偵役は成立しなかったろう。チャーミングで衣装もどれも◎
チャールズ・コバーン、ボリス・カーロフ、ジョージ・サンダースと作品に強烈なインパクトを残していく人ば…