歓喜に向かっての作品情報・感想・評価・動画配信

『歓喜に向かって』に投稿された感想・評価

泉美
4.0

冒頭からベートーヴェン第九の第4楽章、練習風景から、エンディングの如くキャストも、もう出る

オケの練習中に電話が
もう、ここでラストが描かれた‥


主人公はプロのバイオリニスト。
妻も同じく、同…

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3.0

 妻の訃報を聞いて妻との結婚生活を振り返ってくこの描き方が単純に好き🥹✨どんだけ幸せだろうと波乱万丈だろうと妻が亡くなってしまうって結末ではあるけど、2人で歩んだ結婚生活の内容によってはハッピーエン…

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4.5

1950年のベルイマンの初期の作品だ。ベートーヴェンの『歓喜の歌』をモチーフに男女の愛憎劇を描いている。まだ、ベルイマンがベルイマンでない頃の作品である。つまり、後の“神の沈黙”というベルイマンのテ…

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kaorui
4.0

これは泣いた。炬燵の足を握りしめて泣いた。
ベルイマンの初期作でも観てみるか、と不埒な思いで観始めたが、歓喜の歌を演奏する中、妻の訃報が届くシーンで幕を開ける。
時間は数年遡り、二人の出会い、出産、…

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妻を失ったバイオリニストが妻との7年間を振り返る話。走馬灯映画。

楽しいばかりでなく、浮気や喧嘩・衝突あり。まあよくケンカする夫婦だったがちゃんと仲直りもする。
なんだかんだで妻マッタを愛していた…

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3.2

映画は過去から現在へと回想形式で進む。ただ、この回想というのも、妻の昔の話になったり、夫の視点から指揮者の視点に変わるなど、間々で層が深くなったりするので、構造としての面白さがある。

ただ、せっか…

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このレビューはネタバレを含みます

ラスト、第九演奏前の指揮者の言葉

『これは歓喜への問いかけの歌だ
愉快な気分を表すのではない
「私は幸せだ」などと言ってるのでもない
もっと大きくてとてつもない歓喜だ
苦しみと果てしのない絶望を超…

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ノノ
3.7

ある夫婦の始まりから終わりまでの7年間。恋に落ちて、喧嘩して浮気して別れてまた結ばれる2人の喜怒哀楽の表情に魅了される。ベルイマンは男女が一つの画面に収まる時の構図が本当に良い。死んだマルタを思い出…

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原題『Till glädje』(1950)

監督・脚本 : イングマール・ベルイマン
撮影 : グンナール・フィッシェル
編集 : オスカー・ロサンダー
音楽 : エスキル・イカート=ランディン

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Omizu
3.3

ベルイマンの初期作品。オーケストラの男女が織りなす愛憎劇。

ベルイマンらしくない作品、と言えばそうなのだが、ビターな後味は確かにベルイマンぽくもあるという不思議な作品。

『ある結婚の風景』ほど洗…

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