カフカの「城」の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カフカの「城」』に投稿された感想・評価

SaNita
4.2

城という不条理な存在があり、Kと城とが互いに中心であり共鳴する。
個人とある種神のような存在との間における個人的な出来事。
そして生気の感じられない世界。
テレビ映画がどのくらいの規模としてあるのか…

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だいぶカットされてるけどそれでも長え…会話偏重なのに映像も普通の切り返しばかり。歩く距離の感覚が全然違った。横移動しか起きないんだが、前進できないのを映すのに横移動、奥行き方向では成り立たないとは思…

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よくわからなくて何度も寝落ちした。
助手がきもい。ラストだけ面白かった。
3.1

とある日の夜遅く、雪深い村の宿屋にたどり着いたK。彼はウェストウェスト伯爵の城の所領であるこの村に、城の依頼で測量士としてやって来たのだった。
翌日からKは城に行こうとするが、どうやってもたどり着け…

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ハネケがテレビ用として撮った作品。「劇場用として撮ったなら、もっと前衛的になっただろう」と語る。ハネケにしては刺激の少ない作品。
大好き。カフカのあの小説の世界がそのまま、リアルに映像化されていることに衝撃。
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【ミヒャエル・ハネケ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第32位。
あるのかないのかわかんない城に辿り着きたいのに辿り着けない城周辺のお話

監督、ミヒャエルハネケだった
RIO
3.4

Kとフリーダが痩せて随分と疲れてて慣れるのに時間がかかった

小説のような始めから最期まで息がつまる程の不条理とは違って
ふわりとした不条理に振り回されるK
混沌としたものがすっ飛ばされてる
文章か…

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Kは人にも機会にも恵まれず、深みにはまってく。カフカ原作でこんなにも面白い。

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