城という不条理な存在があり、Kと城とが互いに中心であり共鳴する。
個人とある種神のような存在との間における個人的な出来事。
そして生気の感じられない世界。
テレビ映画がどのくらいの規模としてあるのか…
だいぶカットされてるけどそれでも長え…会話偏重なのに映像も普通の切り返しばかり。歩く距離の感覚が全然違った。横移動しか起きないんだが、前進できないのを映すのに横移動、奥行き方向では成り立たないとは思…
>>続きを読むとある日の夜遅く、雪深い村の宿屋にたどり着いたK。彼はウェストウェスト伯爵の城の所領であるこの村に、城の依頼で測量士としてやって来たのだった。
翌日からKは城に行こうとするが、どうやってもたどり着け…
カフカの城に限らず、ハネケが描くコミュニケーションの不可能性や不条理のために起こる破滅だったり、作中の人物が起こす動機の欠落した行動が所謂中身のないドーナツ的でカフカっぽいと思う。本作は未完だから破…
>>続きを読む原作を未読のまま視聴。映像向けではない作品…かな?暗く、非常にスローなテンポに耐えて耐えて視聴していたらまさかのぶつ切りで未完とは…。再現性は高いらしいので原作を読んでいて、未完であることを知った上…
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