世界映画の最先端。古典サイレントに恭しくほほえみかけつつの。
映るほとんどすべてが「言語してる」。簡潔かつ巧妙に。もちろん、あちらこちらが本物の現代詩で飾りつけられて。技の連続だが少しも難解でなく。…
2016年の公開時に劇場で見た時の感想です。↓
私が学生の頃に福間監督の 急にたどりついてしまう を見たのが20年程前のはずだから、約20数年ぶりに福間作品を見た。福間監督らしい作品だった。嫌…
正直、メイキングのほうがよかった。動く福間健二、福間組にいる福間健二、ジャージにリュックを背負い演出する彼を観られるのは本当に貴重で、それはYouTubeなどにあがっている世界各国の映画における特典…
>>続きを読む60歳代の作家とその妻、作家の力を信じながら同時にその妻に惹かれる編集者。
「書いてる人間は鉛筆。内側の芯を磨り減らして書く」
「鉛筆になるってことはその鉛筆を使って自分じゃない誰かが書いてるって…
時間や場所、わたしたちをくるみ動き続けていたそれについて語りつくすことは、一生をかけても出来やしないから、そのなかに居るあなたや、そのなかに居たわたしを、しおりのようにはさむことで、逸る心から飛んで…
>>続きを読むす、ストーリーがしっかりある...!!
福間健二監督特集を追ってきた自分からすると驚き。趣里の異物感を許容できるかで評価が分かれる気も。人も自然も芝居をし、ありのままで佇む。死んだように生きる。あ…
いいリズムだった。
人がふつうに歩くより少し遅いくらいの、独特の秋のリズム。舗道をそれて、雑木林にはいっていくと、やや湿り気のある、黒、赤、黄、橙、茶、緑。落ち葉は重なりあって、厚みとなる。
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『秋の理由』製作委員会