監獄人別帳の作品情報・感想・評価

「監獄人別帳」に投稿された感想・評価

りんご

りんごの感想・評価

5.0
網走番外地の汽車レベルのアクションでは無かったけれどこちらの話しもなんかよかった。

恒彦さんさいこう
何だこれは!!? ちょう面白いぞ!!!

海岸近く、男女別の列になった囚人たちがワーッと駆け寄り合って揉みくちゃになる。寄せる波のような、生のエネルギー。「おとこ!」と声を上げる顔のうれしそうなこと。異様なまでのおおらかさに、まず驚かされる。
身体検査でも歌って踊って大騒ぎ。かと思えば拷問は拷問で手抜かりなく。感傷的ではあるがどう考えても長すぎる回想シーンなど「それはそれ、これはこれ」なポリシーのもと、どこもキッチリやり切ろうとするので、転がるようなテンションの変化に翻弄される。

悪徳長官はこんなところに赴任してしまったのが運の尽き。長老に大立ち回りを演じられてしまったり、もう見ているこっちがかわいそうになる。いつの時代も役人はつらいね。典獄から主人公たちへ。脱獄囚から悪徳長官へ。武器を手渡すというアイデア。厳しい自然の前ではみな同じ、よくあるテーマでも見せ方が好きだった。

手錠をかけると動きが制限されてしまったり、最後はお決まりで手首を切り落とすしかなくなったり、あまり面白くなるイメージがなかったけれど、お見それしました、面白かったです。
こんな映画だから、とりあえず効率なんざ関係なしに雪まみれになってもがく。ロープウェイのシーンは人間の身体って実際どこまで耐えられるのか……!?とつい想像してしまった。
他にもスキー、ソリ、馬! 乗れるものにはどんどん乗っていく。特に意味はなくロシア風の衣装で現れたり、こういう全部のせみたいなの、私は好きだな。最後の紅白幕は天晴れ! 映画の祝福だった。



「北の大地で大暴れ!」的なあらすじが面白そうだなと思って鑑賞。クマが出たら百点!と思ったけれど、この時季はお休み中か……。
「月形潔」って冗談みたいな名前だなと思ったら、むしろ実在の人物で、姓から取って地名になっているのね! これまで知らなくてびっくり。
網走監獄で「おっかさん」と言うと、条件が揃ってバルス的に何かが発動しそうな気がしてちょっと面白い。

「手前関東流れ者、一匹狼の〜橘(↑)真一です(↓)」が、ホストのマイクパフォーマンスか何かみたいで面白すぎてダメだった。
「お・た・が・い・に!」「気持ちがいいじゃねえか……」とか、台詞がキュート。

「手錠(ワッパ)が見ていた 男の情け」「手錠できれぬ クサイ仲」、これもまた予告編がよかった。こういうセンスを涵養していきたい。
オネエな荒木一郎、いいキャラなのに出番少なくフェードアウトしちゃって残念。
かあちゃん清川虹子、その子供が佐藤允・賀川雪絵・尾藤イサオ。面子が強すぎる。

下痢を見られるの辛い。
出演メンバーは『殺し屋人別帳』と被っている。
佐藤允と渡瀬恒彦のバディもの。

アラカンの鬼虎さんがここでも大活躍していて、中盤の見せ場で退場かな?と思いきやラストでまた現れるの草~

石井輝男って、深作とか貞夫とか他の東映の作家と比べると明らかに銃撃戦を撮りたい人なんだな~って感じる。
何だけど、あんま上手くないっていうね…
登場人物がみんないい顔しています。渡瀬恒彦はじめ、佐藤允、アラカン、清川虹子などなど。『網走番外地』のリメイク的作品とのことですが、人別帳シリーズ第一作『殺し屋人別帳』の純然たる続編ってわけではないんですね。出てる人が被ってるのに役柄が違う仁義なきシステムになっているので混乱しました。いいシーンが多々あるのですが、フェイド・アウトが多用されており、あっさり場面転換してしまうので、もっとじっくり観たいと思ってしまったところが多々あり。クソにもミソにも入れ歯を落としてしまう婆さんは笑えました。強い爺さん、アラカン登場、大見えを切りながらの数度の殺陣のシーンも爆笑ものです。このときだけアラカンの顔がわかりやすくいきいきしていて、「あれ、この映画、主役アラカンだっけか?」と思ってしまうほど。なんだかおもしろキャラ大集合みたいな映画でした。
あれ?網走番外地のリメイクなの?賀川雪絵さんが、とてもキュートでした。
あ

あの感想・評価

4.0
突然アラカンが出てきて活躍するシーンが三回くらいあるので、得した気分になれる(子守唄を聞くと人を切りたくなる設定は引き継がれている) 
北海道には酸の沼があるようだ
佐藤允と渡瀬恒彦に萌える
一

一の感想・評価

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終盤の展開がくどくて結構飽きてくるんだが、相変わらずのとりあえず裸でもみくちゃな石井輝男的人海戦術や入れ歯ギャグ、大泉滉と荒木一郎のオカマコンビなど楽しい。人情派の看守内田良平もおいしいし、牢名主の上田吉二郎は無上に可愛い。
mh

mhの感想・評価

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これだけみたら楽しめるかもしれないけど、この映画見るようなひとのほとんどが網走番外地をみてるだろうからな。
破天荒な網走刑務所脱獄敵討ち物。個性的な男女の囚人、安直なストーリー、ちょい下ネタを盛り込みテンポよく展開する。
渡瀬恒彦さんが初々しい。雪山での撮影も大変だったろう。
おつまみ食べつつお気楽に観るぐらいでちょうどよい。
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