研究でボーヴォワールの「老い」を読んで、気になった。
ほーん、そうなのか、とはなるんだけど、映画としてはそんなに魅力は感じなかった…かな…?あとなにより、哲学や抽象論を振りかざして、結局好き勝手する…
関係や愛の形を定義しないという、とても理想的で、だけれどそれ故に関係の曖昧さに終始囚われ続け、苦しむボーヴォワールがとても人間らしい
いかなる哲学も思想も主義も
人が人に対して感情的になることをと…
思想と感情との間に揺れる彼女の人間味が良い。
サルトルもボーヴォワールも哲学者だから成り立つ関係なのか、それともボーヴォワールの無意識の愛が深かったのか…
あまりにも彼女のスタイルが好みなの…
これは愛なの?愛ってなんなの?
わたしはもっと普通に愛されたい…
予告編に甘美なと書いてあったけど、
セックスレスだし笑
甘美さわからなかった。
オルグレンの指輪をはめて、サルトルの隣のお墓に眠った…
サルトルとボーヴォワールの間には高次の結びつきがあるのだから、低次の欲求を他者に外注したところで最期まで一緒に居られたし、それほど哲学者は精神的に卓越してるんだという通説もありますが、
この映画では…