フランスの天才哲学者二人の出会いから描いているが、凡人の私には実存主義もよく分かっていない。
第二次世界大戦後、世界がこの二人に熱狂、サルトルのノーベル賞辞退は大きな影響を与えたようだ。
結婚を否定…
原題にある「フロール」とはパリのカフェのこと。
カフェ店主がお客さんに対してあるべき姿勢もまた、実存主義的なのかなとも思った。社会通念から明らかにはみ出しているサルトルやボーヴォワールや"家族"た…
自由だ愛だ哲学(実存)だ、という割には自分という「心の奴隷」ぶりをいつも垣間見せる厄介でヤバいクズカップルクロニクル、ただ2人とも功績はスゴい。
ヒロインのシモーヌ・リュシ・エルネスティーヌ・マリ…
【表層的な映画】
1960年代から70年代にかけて一世を風靡した、そして日本のインテリたちのお手本のような存在だったサルトルとボーヴォワールを、ボーヴォワールの視点から描いた映画です。
ただし映…
愛ってなんだろうな、ほんとに人の数分あるのでしよう
理解がむずかしくても、受け入れたり
相手に翻弄される。
お互いなくてはならない存在になる過程
わたしからしたら、二人は苦難ばかりにみえた。
色ん…
『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』
原題 Les amants du Flore.
製作年 2006年。上映時間 105分。
事実上の夫婦として公私にわたり影響を与えあった哲学者ジャン=ポール・…
自由恋愛。
愛は誓いあうものの干渉せず、好きなときに好きな相手と楽しむ。
サルトルとボーヴォワールがこんなかたちの恋愛をしていたとは知らなかった。
契約結婚についてボーヴォワールに哲学的にうま…