バーバリー・コーストの作品情報・感想・評価

「バーバリー・コースト」に投稿された感想・評価

白

白の感想・評価

5.0
デカダンス漂う物語は、ミリアムホプキンスの回転させる八百長ルーレットによって正義と道徳の勝利へと一気に流れ出す。そして観客は罪深さと闇の掟の執行からの逃避行を緊張と共に見守ることになる。
背中に銃を突きつけられ二度目の「模擬裁判」へと自警団が連行するサスペンスが良い。
スケールの大きい暴力が見物な悪漢·エドワードGロビンソンによる、愛した女に向けて最後に繰り出して見せる情に胸が熱くなる。
すごくツボな内容で良かった。ホークス作品の心のベストテン第1位。特に大人にしみる内容ではないかな。後半はセリフの一つ一つが泣かせる。
いろいろな登場人物が後から後から出てきて、話が予想外の方向に転がっていく。カジノのある店のお客さんが順々に写されてる場面で、急にお客さんの表情が変わることで、ミリアム・ホプキンスが店に来たのがわかる。

「ハワード・ホークス監督特集II」@シネマヴェーラ渋谷
エドワード・G・ロビンソンのコスプレ映画。やっぱり最後は女に逃げられます!
一

一の感想・評価

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童貞くさいウットリ詩人ジョエル・マクリーが「いつも愛のことばかり考えていた いつか愛する人に詩を読みたいと思っていたんだ」と大真面目に言い放つあたりはゾッとするが、ミリアム・ホプキンスの気っ風のよさには惚れ惚れするばかり。かっこいい。無法地帯の悪党に対抗して、ジャーナリズムに急き立てられる形で私刑を始める暴走自警団の描写あたりは、その後もアメリカ映画で繰り返し語られるテーマでもあり結構興味深かった。
イワシ

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3.5
霧の映画。自警団がカジノの用心棒を私刑するシーンは霧の効果も相まってホラーそのもの。
tokio

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3.8
Rec.
❶19.04.27, シネマヴェーラ渋谷/ハワード・ホークス監督特集Ⅱ
ゴールドラッシュに沸くサンフランシスコ到着に興奮して船から落ちるおじさんが全身で体現するプロローグ感。どう頑張ってもモテない悪漢が最後発する「俺も紳士なんで」みたいな切なすぎるセリフのエピローグ感。物語が存在した痕跡。
イシ

イシの感想・評価

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演技演技してるミリアム・ホプキンスがイケメン女子に見えてくる感じ。
ストーリーだけ追っかけると、もうちょっとロマンティックな映画になりそうだなと思うんだけど、甘い雰囲気はなかったかなあ。
ホークスの映画の中では女や男がやたらめったら泣き叫ぶのが珍しい。暗黒街の顔役同様、グループワークがうまく言ってないから起こるこの失調具合。
まあ、ギャンブルで勝ちまくるところ、負けまくるところは痛快だし、ギャグもキレキレ。泥に沈んでいったり、女が野郎どもに運ばれたり。インパクト強めなシーンは部屋に入るとマクリーがいて、その影がホプキンスに覆いかぶさるとか、船ところやリンチするところは怖かった。
あっという間の15分だった…
サンフランシスコに降り立ったミリアム・ホプキンスが「私は強く生きるわ」みたいに宣言する冒頭から泣ける。エドワード・G・ロビンソンが暴力で何でも解決する男を演じていて良い。ボートでの逃避行もいい。
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