
どんなに理不尽な目に遭っても、文句ひとつ言わずに立ち向かう孤独な姿に、観客は切なさと愛おしさを感じ、それが笑いへと昇華される。
世界が彼をいじめ、家が倒れ、嵐が彼を吹き飛ばしても、彼は怒ることも泣…
「着換えること」もまた、変化と運動とを物語に導入するのだ。その意味で、小津の映画は言葉の真の意味での衣裳の物語、つまりは充実したコスチューム・プレイなのである。しかもそこでの衣裳は、顕在的な物語をよ…
>>続きを読む一方的に巻き込まれる状況から脱しようとせず、その都度陥った環境に順応しようともがく姿のコメディ。コントロール不可能な球(ゴルフボール)のめちゃくちゃな軌道を受け入れることで、ラストには囚人をなぎ倒す…
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