林檎と言う禁断の果実のメタファーの変化球。聖書的なモノではなく、強欲な行き過ぎた資本主義モノ。現代社会にも通ずる。物流的には2024年問題もあるし。しかし、当時はバーストしたタイヤを一つ直すのも命懸…
>>続きを読むニックが長旅を終えて実家に帰ると父親が両足を失っていた。悪徳商人のフィグリアに騙された挙句、足まで失ったと知ったニックは復讐と一攫千金をもくろみ、相棒となったエドと共に上等なリンゴを仕入れ、オンボロ…
>>続きを読む主人公の野放図な性分を反映したかのように要素がとっ散らかった映画です。
菅原文太の「トラック野郎」シリーズが大好きなので、活気のある戦後アメリカのトラッカーの仕事ぶりを垣間見たようなお得感がありま…
虐げられた労働者の視点で社会派の娯楽作を撮り続けたジュールス・ダッシン監督が、赤狩り逃亡前のハリウッド時代に演出した監督初期作だった。脚本が弱く主人公のリチャード・コンテの性格描写に一貫性がなく定ま…
>>続きを読む「THIEVS' HIGHWAY」(泥棒ハイウェイ)が何で「深夜復讐便」になるのか?内容からするとどっちでもないような気がするけど、、、
いずれにせよ、邦題に引っ張られて見たものの、最後まで入り込…
悪徳仲買人に騙された父親の復讐のために青果市場に一人乗り込む青年を描く、ジュールズ・ダッシン監督の1949年作品。前年に撮られた監督デビュー作の「裸の町」でのセミ・ドキュメンタリーから一気にドラマチ…
>>続きを読むノワール得意監督の1人、ジュールズ・ダッシンの隠れた傑作として評価されている本作だが、割と隠れているのも頷けてしまうくらい変な映画であった。
そして、そういうものとしては珍しく、熱烈に支持しようとも…