家の前で懐かしさに涙を流し変わらない鍵の場所を確かめて窓の外から眺める自分がそこにいたかもしれない情景のなかに最期のピースのようにおさまるバーバラスタンウィックになみだなみだ。マッチボックス蹴り上げ…
>>続きを読む枠(断絶)と影(予感)の映画。見る/見られるという関係を演出するがための舞台装置。ドアや窓を介した“中(あちら)と外(こちら)”、見上げることと見下げるための“階段”。視線で願望を影でロマンスを語る…
>>続きを読むダグラス・サーク監督、カール・E・ガスリー撮影。
普通の家庭の主婦が三角関係をこじらせ、世間体を気にする家族の話は、サーク映画のメロドラマの鉄板であるが、この作品からスタートしたパターンかもしれな…
サークはどうもアメリカに来ちゃいけないときに来てしまった感がある。ラストの嘘っぽさがハリウッドに呑まれたなぁというか…。スタンウィックのファム・ファタールっぽさが良く、メロドラマは男女間ではなく親子…
>>続きを読む田舎町で不倫の末に家庭を捨て都会に出て舞台女優デビューしたがキャリアが行き詰まった中年女性スタインウィックが女優志望の高校生の娘の演劇を観に帰省して元家族と再会してすったもんだのメロドラマ。
まだ…
本作は前年からカラー作品を撮り始めたダグラスが本作ではモノクロに戻っている。アメリカ小都市三部作に続く作品と言う構想の中にあって、モノクロ撮影は本意ではなかったらしい。そしてそのエンディングや作品タ…
>>続きを読む女優を目指して家を出たものの、成功は長続きせず下積みの甘んじている舞台女優を、バーバラ・スタンウィックが演じている。同じように女優を目指す次女の高校卒業記念公演に招かれ家に戻ってからの母親としての彼…
>>続きを読むお見事👏。
短時間で無駄なく進むストーリー。
若くして母になり、街を飛び出したが、今はしがない舞台女優のヒロイン。
彼女が街に戻る物語。
スタンウィックの巧さもあるが、ヒロインが多くは語らずとも、…