☑️『わが望みのすべて』(4.2p) 及び『パリのスキャンダル』(3.6p)『丘の雷鳴』(4.0p)▶️▶️
サークが最盛期を迎える直前くらいで、スタイルの厳密さには完全には届いてなくも…
79分!下手くそが撮ったら125分とかになりそうな中身だし、普通の上手い人でも90〜100分程度にまとめて満足しそうなものだが。
もちろん作家性を全面に出すわけではなく、かといって職人的な技術をもっ…
てか小津からのサークて、なんて映画初めなんだ今年は。
ダッチが興味深い。テッドにとっては尊敬する師のような人なのに、ナオミやヘンリーにとっては家庭を平気でぶち壊す危険人物。二面性がある。
ナオミ…
滑らかなカメラワークに見惚れる。家族を捨てた女性の帰郷を描いた物語で、デミ『幸せをつかむ歌』を思い出す。自分の生きる道を選んだ女は、街の人々から、身内から怪訝な表情をされ、視線を向けられる。寛容のデ…
>>続きを読む配役、演出、動線、照明、カメラワーク、セットデザイン、そして脚本とロケーションすべてがバチっとハマっていて最高だと思う。すべてすごいが、特に人物の動線がすごい作品だと思う。
男女の周りに境界線や枠…
サークでベスト級に偏愛してる『There's always tomorrow』をはじめとして、ダグラス・サーク作品に出演してるバーバラ・スタンウィックは本当にどれも素晴らしい。たった数秒ではあるが、…
>>続きを読むダグラス・サーク監督作
空間設計と演出うますぎでは。
ナオミが家に帰ってきてヘンリーと階段で揉めるシーンとか、たかが田舎町の家の階段なのにそうとは思えない…
80分くらいの上映時間でこの登場人物の…
この話を80分で語り切る手際や細部の演出には感心するし、とても面白いし、バーバラ・スタンウィックの演技は素晴らしく感動的なのだが、かつて家族を捨て去った場末の旅役者がスター気取りでホームカミングとい…
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