(別媒体から感想を転記)
2022/10/01
水泳選手ジャン・タリスがとても丁寧に泳法を教えてくれる体育の教材みたいなドキュメンタリー。多分当時最先端の映像技術が沢山使われていて『アタラント号』…
レニ・リーフェンシュタールを彷彿する運動の美学。ただただプールの中で泳ぐ人の純粋運動を眺めて、それに感動できるかどうか。
ジャン・ヴィゴはやはり水の映画監督なのだなと思った。ドゥルーズがフランス戦前…
競泳選手ジャン・タリスを撮ったドキュメンタリー。まさか泳ぎ方を自分で解説するとは思わず、面白かった。
モノクロにおける、水面、水中の撮影がほんとに美しい。水も光もセットで作り込みされているからなの…
○感想
29歳で亡くなった監督が、26歳のときに撮影した作品らしい。
1931年、400メートル自由形で世界新記録を樹立したフランス人水泳選手のジャン・タリスの強さの秘訣を分析するスポーツ・ドキュメ…
かなり先駆的でビビる。現代においても芸術性を強調すべく頻用される運動のスローモーション化はヴィゴの実験精神に端を発していて、しかもこの時点で既に限界近くまで到達しつつコミカルさも垣間見せてアメトーー…
>>続きを読む水泳選手の技術を紹介する資料としてのドキュメンタリーという体裁の10分間であるが、、、逆再生、スローモション、多重露光ファンタジーと『操行ゼロ』(1933)の方に繋がる技術を見せているし、安村何某ほ…
>>続きを読む(c)1931Gaumont