2012年本屋大賞作品。
三浦しをん原作は読みましたが、すごく感動しました。辞書を作る、という地味なストーリーなのに作る人たちの熱い想いが伝わって来ました。
映画も原作の雰囲気を損なわない空気感で…
自分が必死になって集めている宝物。宝石のようにわかりやすく光り輝いていなくとも、自分の目には輝いて映る。
それを必死になって集めることは深く暗い水の中を進むように困難なこと。
だから、舟を編むのだ…
このレビューはネタバレを含みます
NHKのドラマに思った以上にハマり、こちらも再鑑賞したくなった。
公開時に見たけど記憶は薄れてて、松田龍平の地味だけど個性あるキャラがとてもハマっていた記憶と宮﨑あおいも良かった記憶あり。
これ…
開始15分くらいで駄目だった。手汗が止まらないんだわ。言葉という絶対に手に入らないような、流動的なものを整理するということ自体が胸熱すぎる。
関係ない空想が始まってしまうほど勝手に食らってたけど、ち…
「人の気持ちなんて分かりっこない」けど
それでも誰かと繋がりたいから言葉が生まれた。
その茫洋たる言葉の海を渡るための確かな舟が辞書である。
異常なまでの本の虫だった馬締が、はじめて言葉の広さとそ…
三浦しをんさんの原作は青春の一冊だし、映画の視聴も3回目くらい?な大好きな作品です。
辞典の役割とか、紙と電子の対比、組織でのお仕事など色んな要素があって考えさせられるし、何といっても言葉の持つ魅…
(C) 2013「舟を編む」製作委員会