大学専攻課程の製作ですか。そう思うとすごいですね(音楽以外はプロかと)。老いた高橋恵子(旧姓:関根恵子)の陰鬱な横顔がとてもセクシー。
自殺の名所となった断崖のある山陰の小さな港町上終(かみはて)……
静かな映画。
(邦画全般に言えることだが)音楽の完成度が低いために、映像の心への入り込み方が浅い気がする。残念。
だけど、作品は嫌いじゃない。
寂れた物悲しい空気感のロケ地や映像トーンは良かった。
…
個人的な想いとして、邦画では「感じろ!」みたいな
わけわかめ作品が多いと思っているけど、この作品は
「考えざるを得ないな。。。」という感じで重かった
でも、好き
収集(?)した靴が並んでいるシーン…
このレビューはネタバレを含みます
展開が少なかったなーと思った作品。自殺の名所近くにある商店を営む年配女性とその他の人間の話。自殺する前に商店のコッペパンと牛乳を買うというのがしきたりとしてあるよう。
特に主人公のストーリーは進行な…
なんか、不思議な世界。
「上終」という、切り立った崖のある海辺の町の、もう忘れ去られたような寂れ
雑貨屋でひとりで暮らす老女。
彼女が子どもの頃、彼女の目の前で父親が崖から飛び込み自殺する。
…
主人公の女性は、短時間であろう市場で働き、逃げずに生きている。弟も、いろいろあるが生きている。福祉課の男性、片道切符しか切れないバスの運転手、人との関わり、必要なんだなと感じさせられる。主人公の弟が…
>>続きを読む