このレビューはネタバレを含みます
キム・ギドク監督鑑賞2作目。
なんか凄いもの観たなってのが感想。この映画も「嘆きのピエタが好きです」なんて滅多なことでは外で言ってはいけないと本能的にそう感じさせる映画。人間性を疑われちゃう。でもね…
DVD💿所有、再鑑賞。「サマリア」のキム・ギドク(52歳)2012年脚本・監督作品。チョ・ミンス、イ・ジョンジン主演映画。
第69回ヴェネチア国際映画祭
金獅子賞(最優秀作品賞)受賞🏆
30年間…
強烈! 激痛! 驚愕! いろんな意味でめちゃくちゃ痛くてつらいですが、いろんな意味でおもしろい。前回見たのが2014/10/16なので約11年ぶりの2回目。車いすの若い男がクレーンからぶら下がったチ…
>>続きを読む孤独と復讐がもつれ合い、何から何まで最悪の結末へ。
登場人物、全員が心に大きな傷を抱えていて、同情してしまう部分がありつつも、全員が不幸へとひた走る。
母親の愛を知らない男の残虐性と、子供を想う…
キム・ギドク監督の悪魔的な美意識が濃密に詰まった衝撃作。
家族の柱を身体的に破壊し障害者にして保険金で借金を取り立てる悪魔の青年に30年失踪していたという母親が現れる。母子の時間を取り戻したかに見…
映画的物語。
題名が好み。で、冒頭から鷲掴みされまくって心臓止まりそうだった。
これ、三大国際映画祭で最高賞取った、初韓国映画らしい。(その時『アウトレイジ ビヨンド』も上映作品のひとつ)
出…
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母が債務者の母親に突き落とされるかと思いきや自ら身を投げる場面が印象的。
「残酷と恨みの連鎖」と「(カント的な)自由意思」の対比が浮かんだ。超越性。
ガンドが死んだのが悲しいという思いが、彼に生きて…
【母子像】
キム・ギドク晩年の力作にして不条理バイオレンス✖️人間の業を抉った衝撃のサスペンスとなっている。目の離せないインパクトのある韓国社会の暗部をドス黒く描いた異色作にして問題作。
一歩間…
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【 マミーとマネー 】
BGMや音楽が作中皆無なのが良い。
殺伐とした、あまりにも殺伐とした生活をありのままに感じ取れるからである。
物語だが、かなりの問題作である。幼き頃に母に捨てられ残…
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「オンマ」と呼ぶガンドのいじらしいこと!(「オンマ」は「オモニ」よりも幼児語に近いみたいです)
中盤あたりで結末はもうわかっちゃうんだけど、それまでの画もセリフもいいんだよなあ。
途中なんでドキ…
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