セレブのウィルスが高値で売買されるビジネスで、注射技師として働く主人公が、ある日自らに採取したセレブの血液を注入してしまうことから始まる悲劇を描いた作品。
血がダメなのに、なぜ観たのだろう…と後悔…
父親に負けじと奇怪な設定や変態的なこだわりを感じる映像が刺激的。
父親と比較されることを避けて他のジャンルにも行けただろうに、逃げずにボディー・ホラーで真っ向勝負しようとする姿勢には非常に好感が持て…
この監督変態だな(褒め)
この世界観自分にあう
皮膚や産毛のアップで生(なま)っぽい描写や
真っ白無機質な部屋を鮮血で汚しまくる映像センスとか
針が皮膚に入っていく描写とか細胞を増殖させてクローン…
監督の名前はブランドン・クローネンバーグ。
そうあのデヴィッド・クローネンバーグの息子というのだから驚く。
ただし父親ほどには物語のさばき方が上手くなく、受け継いだ遺伝子はグロテスクな部分だけのよ…
鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ監督の長男ブランドン・クローネンバーグの長編初監督作!
意味不明の世界観、なのに白をベースとした色彩のセンス。そしてなんともグロく肉体的な造物。いやー、父親の初期…