『ファースト・カウ』は「どうしてこんな奇妙な映画を作れてしまうんだろう」と吃驚しきりだったけど、本作も併せて見ることで未知なる既知の発見とでもいうような歴史の掘り返し、西部劇の盲点、つまり映画の盲点…
>>続きを読む一昨年の授業で構図についてけっこう勉強したのでこの映画がすごく計算されてるってわかって嬉しかった
地平線の感じとか人の配置とかがハッとするくらい綺麗だった
哀れなるものたち見てから、映画館で映画見…
アメリカ人監督がネイティブ・アメリカンへの虐殺・支配の歴史を批判的に描くというだけでも意義深い。スコセッシの『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』といい、アメリカも少しずつ変わってきているんだな。
…
信じることは悪ですか善ですか?
何かを信じると言うことは自分自身を信じなければ何も信じることはできない。
信じることは善か?悪か?
運命を委ねる決断に於いて正解か不正解かを考えることより、決断す…
荷車がキィィと軋む音、だだっ広い荒野を歩くカットが延々続く。画としては何もおもしろくないのに、ケリー・ライカートの配役における「異物」の配置が絶妙で、全くダレない。
回りまわってどこにも行けない感覚…
72点
ライカート監督×M.ウィリアムズの化学反応が作り上げた作品で、19世紀半ばの荒野を横切って西部へと向かう3家族が苦悩する姿を描いた異色のロードムービーは、実在した移民ガイド“ミーク”が残した…