さらば箱舟に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『さらば箱舟』に投稿された感想・評価

母(母体)への執着、土着的文化、時間の往き来など寺山修司といえばのモチーフが散りばめられていた。
百年経ったら帰っておいで 百年経ったらその意味わかる

このレビューはネタバレを含みます

鶏が殺されるシーンがあり、ちょっと厳しい気持ちになったので、その分やや減点してしまった 先行きも行くところもない人生と向き合っておかしくなってしまう主人公を、否応なく自分と重ねて見てしまったので、そ…

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よん
4.0
今作も斬新な演出、独特な映像(色彩美・陰影美)あと美術が素晴らしい!

寺山修司ワールド全開。脳が揺さぶられる展開。
小川眞由美、謎の鉄製パンツ(貞操帯)

🕰🕐⏰🕟🕰🕘
わけわかんないのにおもろい唯一の映画。
寺山修司。リスペクトっす。
ノノ
3.7

「百年の孤独」が原作と聞いたが、若干インスパイアされてるものの全く異なるものだった。寺山修司の映画で見るあらゆるモチーフが詰め込まれてる。他作品は訳わからないながらもぐっとくる所があるのだが本作はぼ…

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まこ
4.0

寺山修司にどっぷり。
でも短期間に寺山修司を詰め込みすぎて、頭がおかしくなりそう…
でもやめられない。
こちらは後半にかけて狂気か凄かった。

寺山修司の本も読み始めたが、19歳で難病にかかり、命が…

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4.0
原田芳雄と山崎努
大好きな2人の演技合戦が、とにかく色っぽくて良かったけど
全体的に散漫な印象

この時代から、時という概念に執着してた寺山修司はやっぱ凄い🕰
4.0
色彩の配分や、構図、衣装が美しかった。
あと木の幹に書かれたタコが印象的
3.7

このレビューはネタバレを含みます

時計は一つの正しい時間を示すものでなく、それぞれの時計がそれぞれの時間を持つという発想が良い。村中の時計を砂に埋める行為が、もうシュールすぎる。

そして貞操帯が堅固すぎる。

生と死と性と、個性豊…

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「さらば箱舟」は1984年公開の127分の作品。ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』の映画化作品ということであるが、最も似ているのは舞台設定で原作はコロンビア、本作は沖縄の、架空の地域…

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