石井作品だから心の準備は出来ていたが、若杉英二の「愛しているんだよヨ~ン」の連発にはやられた。異常性格、ストーカーといったことが社会問題になる前に、こういう恐ろしいキャラを産み出した石井脚本。凄い。…
>>続きを読む舞台は京都、とあるバーでママをしている典子は深畑という男との腐れ縁が続いていた。
深畑は典子に対して異常かつ危険な性行為を強いるとんでもない変態サイコパス異常者であった・・・・。
とんでもない変態…
石井輝男の異常性愛路線は毎回そうだけど、頭とケツがいちばん面白い。舞い散る羽毛。爆音の唸り声。目、鼻毛、喉ちんこを接写で映したグロテスクなOP。まるで怪獣映画だ。クライマックスの壮絶な感電死も、若杉…
>>続きを読む時代劇の浮世離れ感はなく現代劇なだけにどこか生々しさがあって良かった。汚っさんとオカマの濡れ場とか異常なものを見せてくれた石井輝男に感謝。深畑という怪物の最後にはどこか本多猪四郎映画のような悲哀があ…
>>続きを読む