もうひとりの息子に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『もうひとりの息子』に投稿された感想・評価

血か環境か

是枝裕和のそして父になるとよく似た設定であったが奇しくも公開されたのは同時期なので偶然被ったということか。こちらはパレスチナとユダヤという人種問題まで絡んでるのでなおのこと深い。結局結…

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2023年154本目。

湾岸戦争の最中赤ん坊の取り違えがあったことが18年後に発覚し、その取り違え先がまさかの…というお話。まさしくアイデンティティーが揺るがされる出来事でかなりシリアスな内容です…

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出生時の病院での赤ん坊取り違え。イスラエルとパレスチナの家族ゆえの民族確執。父と兄は複雑でも母はどちらも可愛い。息子同士は同じ立場で理解し合う。父親の考えが変わる事は難しいのか。
当事者でもない自分が言うのもあれなんだけど、どうか血の繋がりだけが家族ではないと信じて欲しい。

イスラエルとパレスチナの問題もとても難しいけど、映画だけの話じゃなく現実を知っていこうと思う。
eriiko
3.6

このレビューはネタバレを含みます

まだ小さければ順応するのも早いかもしれないけど、18年愛情を注いだ息子というのはあまりに長い月日だろう。しかもユダヤ教とイスラム教という宗教の間で起こった悲劇の中での苦悩は、日本で育った私には決して…

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3.6

このレビューはネタバレを含みます


あまりに問題が重すぎる。
この先は結局どうなっていくのか。
イスラエル人とパレスチナ人の子ども取り違え話。

今はもうこんな映画は成り立たないのではと思うと悲しい。
とてつもなく根深いところに焦点をあてた作品ではあるが、奥までは踏み込まずに表面的なところで映画が終わったなという感想。
家族の心情、葛藤、距離感はとてもうまく表していると思います。

18年前、混乱の中入れ違えられた新生児。
かたやユダヤ教のイスラエル人。かたやアラブ教のパレスチナ人。
高く長く続く壁に隔てられた、対峙する2つの地区で育てられた2人の息子たちアイデンティティを問う…

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kenken
4.0

最初は絶望感。
そこから母が2人、父が2人、、、そして兄妹が増えて私が望んだような終わり方だった☺️

でも、、今のこの地ではこんな映画は作れない、、、
イスラエルとパレスチナ、社会は振り出しに戻っ…

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