2022/10/25 東京国際映画祭
こんなに近くに祖国や家族がいるのに閉ざされてしまっている。自分を守ろうとした父親も責めることができない。本当に戦争さえなければ、だよね。
監督とプロデューサー…
このレビューはネタバレを含みます
フランス、ドイツ、キプロスの共同制作。
今も国交のないイスラエルとレバノン。
軍に対して批判的な内容からイスラエルからは資金援助を得られず、イスラエル人レバノン人の俳優スタッフは双方の国に入国できな…
女ふたりの“約束の地カナン”縦断ロードムービー。
軍務地で失踪した息子と、故国で百年の実刑が待つ父。各々に背負う家族の危機がイスラエル/レバノン紛争史を体現する。
稠密な情感描写に魂抜かれる。1…
今年の1本目。上映後すぐ拍手起きて会場雰囲気もよく、出だしから好調。
レバノンとイスラエルの話なのに、なんでキプロス映画なのかと思ったら、監督がイスラエル出身でレバノンで撮影できず中立のキプロスで撮…
このレビューはネタバレを含みます
@東京国際映画祭
ヒロインは2人、レバノンのタニヤとフランスからイスラエルに移住してきたミリアム。
1986年、PLO(パレスティナ解放戦線)を追放すべく侵攻してきたイスラエル軍に制圧されてい…
1984年から2006年を通して、イスラエル・レバノン間の紛争を背景に、イスラエル兵の妻、イスラエルに協力したキリスト教レバノン人民兵の娘タニヤの2人から国境によって引き裂かれる家族を描いている。…
>>続きを読む映画『テルアビブ・ベイルート』
@東京国際映画祭
キプロス/フランス/ドイツ
主人公は、イスラエル・レバノンの紛争で、家族と分断された2人の女性。
監督はイスラエル出身の女性ミハル・ボガニム。
…
【危険のそばで】
第35回東京国際映画祭コンペティション作品『テルアビブ・ベイルート』を観た。『ヌズーフ 魂、水、人々の移動』同様、凄惨な内容を軽妙に描くタイプの作品であった。これはある種の傾向なの…
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