家の前を毎日デモ隊が行進していても、子供を置いて1ヶ月家を空ける両親よ。市民運動は無駄だとか神は完璧な采配で世界を創ってるとか、そういう父親あっての歪んだ家族愛に巻き込まれたアメリカ人の話。イザベル…
>>続きを読む暗殺の森とか撮ってた人が、数十年後にこれを撮るんだ、不思議なもんだと素朴に思う。映画のあの時代とこの時代というのが繋がってないというのもある。こういう路線で言ったら山本直樹とかもっと突き詰めてるしな…
>>続きを読む自分達は裕福な家庭で育っている反面で彼らの持つイデオロジーは彼らの現実とは逆の方向のもの。
自分の恵まれている状況にわざと目を逸らし、自分たちはああいう奴らとは違うと主張しつつでも、結局裕福で物に…
たぶん、やるべきことはすべてやり終えたベルトルッチが、力の抜けきった力に満ちた映画を撮ったように感じられ、なんて素敵なんだろうと、ため息が出た。
そして、ゴダールの『はなればなれに』(Bande …
ちょっと常識では考えにくい世界。
フランスらしい自由でシュールな世界、雰囲気が楽しめる。
詩人の父がまた不思議な存在。話を合わせられるマシューは双子とも調和。
退廃的という言葉が似合うようでもあり、…