恋人から「自分は女性として生きたい」と告げられたとき、愛はどこへ向かうのか。
『私はロランス』は、この問いを体感として突きつける。ゆえに、あまりに映画的である。
ロランスが女性の姿で初めて教壇に立…
ロランスの性自認がどうであれ愛がそこにあるかないかでしかなくて(これが素晴らしい)妥協を許すことによって関係を維持しなかった2人が正しいとも思ったし、正直でありたいと背筋が伸びた
『きみが望むものは…
今期134作目
グザヴィエドランはこうもすごいか。
芸術性も色彩もファッションも目を見張るものがあるが、表面だけじゃない本質にまで気を遣う、綺麗事だけ映すのではない大事にすべき映画
こうも表…
グザヴィエ・ドランの作品に接するたびに、そうであったかもしれず、でもきっとそうはならない自分のことのように感じることがある。
この『わたしはロランス』(原題:Laurence Anyways)は、…