フリークス(怪物團/神の子ら)の作品情報・感想・評価

「フリークス(怪物團/神の子ら)」に投稿された感想・評価

昔VHS全盛期
レンタルビデオ屋で借りる勇気がなく気になっていた作品が、
この『フリークス』長い年月が経ちその存在も忘れていたころ。
アマプラで『怪物團』というクラシック映画を見たら…。
同一映画でした。

CGのない時代本当の障害者が出演する、サーカス団の物語。
様々な個性を持つ閉ざされた集団の中での群像劇です。

◆良い点/注目ポイント
・空中ブランコってロープの先端にバーが付いているものだという認識でどこがブランコなんだと思っていたら、昔の空中ブランコは団地のそばにある公園のブランコでした。
・移動式の興行なので各自のワゴンがトレーラーハウスのようになっていて居心地よさそうな丁度いい広さです。
・ストーリー展開はカットされたシーンが多い割には流れは掴めます。

◆改善点
・邦題がダメです。(しかも團って漢字使いますか?)この作品が『フリークス』だと知っていたらタブレットでなくTVで見ました。

◆総括
・仕事もプライベートも共有するサーカスの面々は、巡業する性質から異性との出会いが、職場オンリーという閉ざされた世界。
引っ越しや、転職や、新たな交際で人間関係をリセットできないのは大変だなと思いました。
『グレイテストショーマン』の原点。

-2019年77本目-
奇想天外映画祭にて

結婚式での激昂、それ以降のフリークス達の視線がエグい

フィクションではあるが、ある種の事実なんだな
最後の雨のシーン怖すぎ
時代が流れて、映画に色彩が出て、CGが使えるようになった。同時に倫理観も進歩したからこそ撮れなくなった映画。でもそれって逆差別なんじゃないかとも思えてきた。
尺が短いのもあるし、ストーリーも面白くて見やすいから白黒映画を見慣れてなくても楽しめるやつ。ただ人によっては苦手な部類に入るだろうから一応調べてから見た方が良いと思う。
オリジナルも見てみたかったな。
おり

おりの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わった後、製作年を知り驚いた。
ストーリー演技演出全てに惹き込まれ、あっという間の1時間だった。
この作品が批判に晒されたというが、批判したひとは本当にこの作品を最後まで観たのだろうか?1時間の映画で終わらせてしまうのは勿体ないくらいのキャラクターの立ち具合で、もっといろんなシーンを見たかったと思う。
現在のいろんなジャンルの作品でオマージュされてるシーンがあり、もっと早くに見ておけば良かったなあと思った。
ふう

ふうの感想・評価

5.0
まさかフリークスを劇場で見ることができるなんて✨

やっぱり名作ですね。モノクロなのにすごく鮮やかで、でてくる登場人物がみんなとってもキュートで!
10年くらい前に見たきりでしたが、みんなにまた会えた!っていう気持ちが強かったです。

再度見て思ったのは、ハンスは見た目どうこう置いて普通に婚約者ほったらかして浮気はだめですよ🙅 ちゃんとフリーダにごめんなさいしなさいよ?

ハーフボーイとアンジェロのかっこよさは半端ないです😍 ダンディズム🎩
特にハーフボーイは下半身がないのにくるっくる動きが軽やかで、Wikiを見たらジョニー・エック氏は見世物小屋の小屋主で、曲芸もできて…っていう本場のプロなんですね👀 輝きが半端ない訳です✨

この映画がカルト映画、怪作として語られるのはもっったいない!!
カルト、と言われると「こわいの?気持ち悪いの?」と引いてしまう層もいると思うので、『映画史に残る名作』『一生に一度は見るべき映画』と謳われるべきだよなあ、と思っています🤔
サーカス団という閉鎖された空間と差別。
今と比べても時代的に比べ物にならなかったんだろうなとも思いつつ、
エグすぎる表現に目を覆いたくなったけど、
結果的に見入ってしまった。
めちゃくちゃ面白かった、あとでゆっくり感想書きます
Haruki

Harukiの感想・評価

4.9
映画史に力強く残る名作。
記憶に鮮烈に刻み込まれる。

確かに見た目は強烈なキャラクターたちが織りなす純粋な友情、そこに対比される見た目は「普通」な「フリークス」

差別意識や利己心など、人間の醜悪な面を徹底的に抉っている。
一

一の感想・評価

-
フリークスたちに「我々の仲間として認めてやろう!」と言われた作中のクレオパトラは激高するが、映画の外側には彼らの歓迎を喜ぶ人間が昔も今もこの先も確実に存在するのだろうと思うとしみじみしてしまった。ヘネンロッター『バスケットケース』やフーパー『ファンハウス 惨劇の館』を観ても、奇形に生まれついた人間についてまわる切実なセックスの問題に関してはいろいろ考えさせられるが、『フリークス』でも、小人を旦那にしたって性的に満たされないのは明らかだからクレオパトラは性悪脳筋男を必要とするのだし、やっぱりそれとこれとは切っても切り離せないんだろう(結合双生児のセックスに関してはファレリー兄弟の傑作『ふたりにクギづけ』で描かれている)。買ったまま放ってあったデイヴィッド・J・スカル著『モンスター・ショー』をそういえばと流し読みしてみたら、「後年『フリークス』は"繊細"で"哀感溢れる"作品として賞賛されるが、宣伝用の資料等に掲載されたブラウニングのものとされる発言からは、この作品が純然たるキワモノ映画であることしか伝わらない。」とか「フリークス自身、映画については複雑な思いを抱いていた。その後もトッド・ブラウニング監督に好感を持ち続けたのは、(略)二人だけだった。髭女のオルガ・ロドリックは、(略)この映画が「世界中のフリークスに対する侮辱」であると思い、映画に出たことを後悔していると述べた。」とか、ホッとする話が載っていてよかった。
>|