アリーケの詩(うた)/パライアの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アリーケの詩(うた)/パライア』に投稿された感想・評価

Yuta
3.8

2012年フランクオーシャンがデビューしてカミングアウトした時に黒人コミュニティにおけるLGBTQの受容具合こんなに変わったのかという印象を受けたものだが、この映画はそれに先んじていた。リアルさを大…

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のん
3.6
低予算でクオリティ高いストーリー

話がとてもリアルで、LGBT+コミュニティの多くの人が共感できるものだと思った。
両親と主人公を結びつける演技がすごく良かった
詩の形となって現れ出るアリーケの魂の叫びに心を揺り動かされる。同性愛者であることが青春の懊悩をより深く複雑なものにしてしまうのかもしれないが、きっと彼女なら力強く生きていけるはず。
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レズビアンだということを周りに隠しているニューヨークに住む17歳のアリーケ。宗教深い母親も表面的でいわゆる悪役な描かれ方じゃなくて人間味があるし、父親が警察官なのももどかしい。会話も演技もリアルで苦…

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MIDORI
3.5
固定概念なのかな?家族ってなんだろうね?自分の子供だったらって考えるけど。私は大丈夫だと思うんだけどね、
カミングアウトする時期ってちょうど難しい年齢だからよけいにこんがらがっちゃうのかな、

黒人レズビアンの女の子の不安と葛藤。

主人公だけでなく、漏れなくそれぞれが悩みや内に秘めた想いを抱えていて、その負のエネルギーがぶつかり合い、"失敗"や"崩壊"を生むんだね。
でもそれは別に悪いこ…

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凪
3.5

課題で鑑賞
ブラックレズビアンのcoming of age movie

本来なら一番の味方であるはずの家族が分解していて、母からは拒絶され父は不倫をしていて唯一心を安らぐのは妹といる時だけ

友情…

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A
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"breaking is freeing
broken is freedom
i am not broken
i am free"
E
3.7

両親に自身のセクシュアリティをカミングアウトできずにいる、女子高生アリーケの苦悶、そして自分を見つけるまで。

特に厳格なクリスチャンである母親との関係。母親としては娘を愛しているけど、宗教的な考え…

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様々なベクトルで不協和音を奏でる感情の衝突。それに共鳴するかの如くカメラが演者の表情をひたすらアップで捉え続ける。時に辛辣、時に軽妙な筆致で、その振り幅に魅了された1本。
「私は逃げてない。選択した…

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