ジェイクみたいな子の作品情報・感想・評価

「ジェイクみたいな子」に投稿された感想・評価

H

Hの感想・評価

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始まりがMarriage storyに少し似てるなぁーと思いきや、、主に子供にフォーカスした話だった。Jakeかわい💜
Teru

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3.7
Jim Parsonsがでてるから、みてみました。
ジェンダーに関する考えが寛容になってきていて、LBGTQとかジェンダーニュートラルという言葉を聞かない日はないくらいの今の世の中。
そんな中で、自分の息子が女の子が好きなものを好むようになる。
この話題に関しては寛容でいるつもりの自分だけど、実際に私が親だったらどう受け止めるか、
すごく考えさせられた。
mayutako

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4.2

このレビューはネタバレを含みます

レインボーリール東京 東京国際LGBT映画祭で観てきました。
ビッグバンセオリーのクレア・デインズとジム・パーソンズ共演で、オクタヴィア・スペンサーも出演。
アメリカ東海岸のお受験の過酷さとか、幼児の頃からジェンダー差異をきちんと意識する社会の描写は興味深いです。
キラキラした服やディズニープリンセスが大好きな4歳のジェイクの情緒より、母親のアレックスにカウンセリングを受けさせてあげて!と思う描写が多いし、父親のグレッグも案外無責任な言動が結構引っかかる人柄ですが、報連相が足らない2人が最後はあるが儘を受け入れる決意を固めた締め方は良かったです。これからが大変かもしれない3人の今後をもう少し見てみたい。
最初、クレア デインズが母親役っていうのに驚いたが、ストーリーはもっと凄かった。
日本ではこんな作品、まだ作られないと思う。
ラスト、親子三人で歩くシーンを観て、良かったって思った。
たいち

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3.8
スカートを履きたがる息子を持つ両親が葛藤や衝突を繰り返しながらも前へ進もうとする物語。
性的マイノリティ当事者(本作ではジェイクの性自認については明確にはされていないため断言は出来ない)では無く、その周辺人物にスポットを当てたという意味では珍しい映画。

僕も幼い頃は、マニキュアを塗ったり、プリキュアを見たりしていたのでジェイクの気持ち分かる。てか、カワイイものは皆好きでしょ。
TOT

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3.0
4歳の息子の学校選びを契機に彼の性自認を巡って対立する父と母。
戯曲を映画化し、大人の葛藤にスポットを当て、彼らが息子と現実に向き合うための対話と逡巡をじっくり見せる。
また、個性を尊びながら子供をふるいにかけるような社会のあり方も考えさせられる。
クレア・デインズが「おまえはホームランドのキャリーか」ってくらい言動をエクストリームする迫真の追い込まれ演技がキツい。
夫婦それを言ったらおしまいよ選手権ぶっちぎり優勝です。
彼女が追い込まれるには、息子のことだけでなく、専業主婦を選んで失ったキャリア、育児不安、身体の問題など様々な要素があるのだけど、中でも余計なプレッシャーをかけまくる母アン・ダウドがハンドメイズ・テイルさながらクソ怖かったですね…。
大人同士でやりあってジェイク蚊帳の外か〜いって少しイラつきながら観たけど、最後の選択にはホッとしたり。
大人パートとジェイクパートが分離して、全体的にジェイクは奥に引っ込んだような感じも、子供を矢面にして物語消費するのを避けた選択なのかなと考えました。
何ごとにも中立で頼りなさげなセラピストの夫ジム・パーソンズが、彼女の不安を和らげようとしてか同じ足の組み方をするの優しかったな。
magnolia

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4.5
4歳の息子が"どうしても"お姫様になりたがったら、という私としては比較的新しい視点の物語で、純粋な家族愛が見られる良い作品だった

母親役の女性像が超リアル、母親の必死さや機転、女性のエゴやヒステリー、女親との歴史ある確執、ママ友の実態、尊敬する友との距離感…細かい機微まで表現する演出に脱帽
対して父親は思慮深くユーモアもあり家族への愛も深いナイスガイ、劇中非難される部分も含めてバランス取れた魅力的な人間

子供を尊重といっても親として判断に迷う事象に対し、様々な葛藤が痛いほど伝わってくる、家族は努力して構築される

結構笑える要素もあって作品として充実、また子供にあまり演技をさせていないのが好感、映し方や角度で視線や影を上手く捉えて違和感なく話に取り込んでいる
良き隣人役がいつも上手なオクタヴィアスペンサーさん期待違わず、『Hidden Figure』でも共演のジム・パーソンズさんも印象的

why boys can't wear the skirts ?
咎

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3.6
親達の物語。

母親と父親の子育てに対する熱量の差を改めて意識させられる。父親のあんな中立(スイスw)というか煮え切らない態度取られたらそりゃあ引っ込んでろ!と言いたくなるわ…

ジェイクには色んな価値観を持つ人々の中でちょっとは妥協しつつも自分らしく生きれる術を身につけて欲しい。そして子のジェンダーは親にとってどうしようもならない事だから彼ららしく生きれるように親は導いたり見守っていたりして欲しい。
すけ

すけの感想・評価

3.7
ここ数ヶ月二言目には「疲れた」と言うようなダメ大人になっていたので一回休憩しようと思い鑑賞。全然休憩出来なかった。常にこちらを緊張させる危うい空気感とところどころ起こる登場人物の感情小爆発に心が付いて行けなかった。時々挟まるシュールなギャグがホッとする。

面白かったんだけど、文化差だろうか、各々何に悩んでいるのか、何に怒っていてどうして喧嘩をしているのか、ということがあまりハッキリしない。悩みってそんなもんかもしれないけど、お母さん一人をとってもわかりやすいものだけで「過去の事故」「妊娠への不安」「子供のジェンダー」「子供の態度」「受験」「母親との関係」「旦那との関係」ぐらい悩みがあるのにどれもシナリオ上でハッキリと言語化される事が無い。とにかく主題がどこにあるのかよくわからない喧嘩と言い合いをたくさんする。誰も中々ハッキリ主張せず言いすぎた??という顔で気まずそうに言葉を詰まらせるだけ。でもわかる。なんでそんなにわかりにくいのかわかる。数年前まではこの手の映画で取り上げられるのは「子供がマイノリティーでその事実を受け入れがたい家族が蟠りを解消していく」ぐらいのもんだったけど今や子供にはジェンダーを押し付けるものではないということが欧米では常識化してきているのでそんな所から話は始まらないしそんな事だけが争いの主軸にはならない。むしろジェンダーの問題を皮切りに他の不満や悩みが露呈していく構造なのだが、ジェンダーがネックになっている以上はっきりと意思表示ができない。マイノリティ事情に敏感な大人たちだから、余計に「あんな子」というレッテルを、しかも自分の息子に、能動的に貼っていくような自分を晒すような事は出来ない。といま考えればあのクライマックスまでのハッキリしない喧嘩がどれだけリアルなのかわかるけど、映画鑑賞中ははっきりしろやとのたうちまわった。

「自分の子供がもしトランスジェンダーだったらどうしよう」という所ではなく「もしトランスジェンダーならどう育てるのがよいか、そもそもトランスジェンダーなのか、どうすればラベルの押し付けにならないか、もしかしたら育て方によってはこんな苦労はさせなかったかもしれない」等の現代的な悩みであろうところに着目しつつ、その問題を解決するのに現代人にはどれだけの弊害があるのかをエンターテイメント性を保ったまま展開した映画だったのが凄くよかった。
息子がスカート履いてる事、女の子の遊びをする事に対する忌避みたいなものはそもそもあんまり取り上げられないし感じていない気がする。自分達は平気でも社会に出たらトランスジェンダーでは生き辛さを抱えるのではという事への恐怖心、何をしても性別を押し付けているような気がして何も言わない事を選択してきた事が間違いだったかもしれないという疑心、本当に現代人に生きる親の悩みという感じがする。


やはりクライマックスの喧嘩シーンがとてもよい。旦那さんが正論を吐き捨てる中奥さんがめちゃくちゃな事を言うのでしんどいけど、キャラクター造形から喧嘩までの一連の流れがめちゃくちゃ自然なので納得出来る。もっとちゃんと観てたらカタルシーーース!!!!って感じだったかもしれないけど頭がよくないのでどこを見れば良いのかわからなくなって慌てているうちにクライマックスに辿り着いてしまって勿体ない。

エンディングは結構無茶な終わり方した気がするのと、ジェイクに性格という性格が与えられていないのが残念だったなと思う。尺的に仕方ないかもしれないんだけど。
ナナ

ナナの感想・評価

4.5
LGBTQをテーマにした映画祭、第28回レインボー・リール東京にて。(@表参道スパイラルホール)

2018年アメリカ映画。7/14日本初上映。
凄く、良かった。

5歳の息子の私立小学校お受験に取り組む夫婦。ドレスが好きな息子のセクシュアリティを巡り、周囲から向けられる偏見や助言。そして自分自身が異なる価値観を受け入れられるのかという問題を真っ向から描く。

原題“A Kid Like Jake”。皆のこの言葉が主人公夫婦を追い詰めていく。「ジェイクみたいな子は(変わってるから)(問題があるから)..」周囲の過剰な気遣いにも、受け入れられない自分自身にも傷つく夫婦の会話があまりにリアルだった。よく描いてくれたと思う。

ジェイク本人を殆ど映さず、徹底的に周りの大人を描く作りが潔くて良かった。つまり、LGBTQの問題というのは関わるあなた自身の問題なんだよということ。他者を受け入れる事。誰もが当事者の映画だと思う。このような、成熟した多角的な視点の作品を日本でも生みたい。

クレアデインズ、ジムパーソンズ、オクタヴィアスペンサー、ハリウッド第一線の俳優陣と脚本が素晴らしかった。患者役の女優さんも光っていました。笑った。ユーモア。リアル。そしてパワフルなラスト。行動が変わることが全てだ。お薦めです🌈
レインボー・リール東京にて再上映は7/15 17時~
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