鑑定士と顔のない依頼人のネタバレレビュー・内容・結末

胸糞映画だとは知らずに観た。
ドンデン返し系で名前を見たことがあったから視聴してみたら、結構な胸糞映画でした。

あんな若い美人が自分に！？
と100人中99人が疑うようなところで
「自分だけは違う…

中盤くらいまでは、この鑑定の結果どのような結末に至るのか気になりまくっていたのですが、好き合い始めたタイミングで「コンフィデンスマンJPの被害者側の話だこれ」と気づくことができました。結末は予測でき…

これは…あまりにも不憫な…
もう一回見たい、伏線の回収痛快すぎる、、
でももう一回見たら不憫すぎて胸痛いかも…

嫌でコスい金持ちオジサンになってしまった主人公と、それに目をつけたビリー、エフォート…

美術品がたくさん出てきたり依頼を受けた屋敷や主人公の家の装飾が凝ってたり、どのシーンも画面が綺麗で目の保養だった。
観終わったらなんだか呆然としてしまったけど、主人公の行いを考えたら自業自得ではある…

どこんな胸糞もあるのか……いや、胸糞というよりも、ただただ哀しい。
でもヴァージルも本物を贋作と偽ったりしている訳で。
そこだけ切り取られたような古びた洋館だなあと思ったけどなるほどね。
伏線も物語…