冒頭、ヴァージルの堅物な性格、几帳面、潔癖、そして孤独さが分かりました。
鑑定士として、仕事はうまくいってますが、女性と接する機会はほとんどなく、女性の肖像画をコレクションするのが唯一の趣味でした…
全く前情報なしで、見始めたけど、オチがわかりやすくて、何もかも想像通りに事が進んでしまった…。
怪しい人がちゃんと怪しいんだもん。丁寧になぞり過ぎですよ…。
大体、ツンデレが過ぎるし。どっからどう見…
面白かったんだけど不快に思う気持ちも大きい
それは年甲斐もなくクレアに傾倒するヴァージルへの不快さもあるし、全員がヴァージルを貶めるために裏で結託してた不快さもあった
ヴァージルを知りつくしている…
予想できちゃう展開ではあったけど…面白かった!
一貫してヴァージル目線で、直接的な犯人発表とか犯行シーン一切ないの良かった
美術品も愛する人も失って廃人みたいになっちゃったヴァージルが悲しかった
…
題名にもある通り鑑定士が主人公の映画であることから芸術的な映画となっており、作中の絵画や彫刻、音楽も含め素晴らしかった。作中を通してあった違和感がラストに晴れるのはよかった。一方で、ラストに行くまで…
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