かなりホラー寄りではあるがロマンポルノの大傑作。冒頭のセックスから漂うただならぬ不穏な空気感が最高。出戻りの白川和子の異質な空気感。山科ゆりが盲目であることを理由にピアノの上で情事を重ねる、鍵盤に足…
>>続きを読む小説の堀辰雄に窓という短編があるがそれをおもいだした。前半は洋館セットにたよりきった。テレビの二時間サスペンスドラマ調でしかないが。後半からラストへの怒涛のホラー演出が実に見事。いわゆるショック手法…
>>続きを読むこれぞ怪作。獣姦、近親相姦、レズビアン、ピアノ上でのSEX、奇形へと変化する肖像等、これらを68分で味わえる満足感!セブンでお手軽に二郎を体験できる豚ラーメンのよう。SEXシーンで陰部を隠すためのモ…
>>続きを読むこの週のロマンポルノは、「性談牡丹燈籠」と本作の、怪談二本立て。だが、本作は怪談というより、スリラー。失踪した妻が半年後に現れるが、別人のように変わっていた。莫大な財産狙いらしい。盲目の妹(山科ゆり…
>>続きを読む線が切れているのに電話がかかってくるんだから、相手は亡霊に決まっている。驚くべき正調怪奇映画で、日活ロマンポルノが初期段階から本作のようなジャンル破壊的な作品を製作していたとは。
ただ、考えてみれ…
古典的なゴシックホラー調の奇譚と『下女』や『召使』をチープにしたような乗っ取り系サスペンスが拮抗! デタラメを極めた脚本が笑える。 キャラクターがみんなアホっぽいのでイマイチ乗れなかったが、セックス…
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