極道恐怖大劇場 牛頭の作品情報・感想・評価

「極道恐怖大劇場 牛頭」に投稿された感想・評価

哀川翔の愛すべき分裂症キャラを早々に退場させてしまうのはもったいなさすぎる。まっとうな男だけが残っても面白くならないことは明らかなのに……。
名古屋のチープ感あふれるロケ地と美術が良い。
三樹夫

三樹夫の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

童貞のヤクザが行方をくらました兄貴分を探しているうちに、私が兄貴よという女が現れ、そいつとセックスしたら兄貴が出産される。主人公、兄貴、女と三人仲良く歩いてエンド。デヴィッド・リンチがVシネを撮ったらみたいな奇作となっている。ジャンル的にはホラーに属するのかな。ヤクザが兄貴を探しているうちに奇怪な世界へ迷い込んでしまったというような、世にも奇妙な物語ヤクザ版ともいえるかもしれない。

冒頭より哀川翔があれはヤクザを殺すための犬、ヤクザ犬だ、あれはヤクザを殺すための車、ヤクザカーだとバンバン電波を飛ばしてくる。そこからは主人公と大挙として出てくる電波系人間とのふれあい旅の始まり。懸命に兄貴を探す主人公だが、マニュアル的演出なら何故主人公はここまで兄貴を慕うのかという兄貴との思い出の回想を入れるのだが、兄貴との思い出が包茎手術とパンティーしかなくて笑う。結局兄貴とのラストが、哀川翔の出産という大スペクタクルへと帰結し声出して笑った。
主人公が出会う人々は生理的気持ち悪さを加味された電波系のオンパレードで、中でもババアの母乳ミルクという観る者を不快にさせる演出が輝いている。三池崇史は撮影時にその場その場で思いついたことを放り込んでいく監督らしいのだが、今作でも凡人が死ぬまで使わない脳の部分を動かしアイディアを放り込んでおり、石橋蓮司のケツにぶっ刺されたおたまに汁を付けることを提案していた。
長門裕之など有名俳優が顔出し程度に出演しており、相変わらずのフットワークの軽さで丹波哲郎も出演している。
ザン

ザンの感想・評価

4.0
面白い。オカルト・ホラー物かと思ってたが奇天烈に進む話の展開に引き込まれ一気に見た。吉野から手が出る場面と牛男の場面は当分忘れられんな。
りく

りくの感想・評価

3.5
夢だと分からず見る夢はある意味どんな結末でも救い。良かろうと悪かろうと。
夢だと分かり見る夢は辟易するか道連れにされてとんでもないとこに行っちゃうかどっちか。
あとちょっとでとんでもないところに行くとこだった!

哀川翔演じる兄貴が素晴らしい。
親分には「これから言う俺の話は全部冗談なんで間に受けないでください」って前置き後に「ヤクザ犬」。
子分のミナミにはもうドストレートに「ヤクザカーだ!」なんて言っちゃうあたり、上下関係をしっかりしてるところが面白い。

ノイズミュージックやラテン調音楽、さらには赤子の泣き声なんか、バックグラウンドの音楽が最高。笑えないあたり。

主人公がもっと巻き込まれ災難型でハードになっていく流れが良かったなぁ。
女を兄貴と信頼するタイミングとか「うーん」ってなった。

火野正平の
「与作歌える?
人殺したことある?
カレーライスとハヤシライス一緒に食べちゃったりするでしょ?
おばあちゃんの名前キリコでしょ?」
のセリフが最高なのと、
ラストのオチはかなり秀逸。
Haman

Hamanの感想・評価

4.6
ヤクザ犬とヤクザカーに怯える哀川翔。
フランケンシュタインのポコチンだの半分顔の白い火野正平だの母乳を飲ませようとする女主人だの。冒頭では哀川翔だけが狂ってるのかと思えば登場人物全員気狂いだった。言うなれば不思議の国のヤクザ。その狂人たちが支離滅裂に同じようなことを繰り返し喋る様子は本当に不気味で堪らない。
デヴィッド・リンチが任侠ものを撮ったらというコンセプト通り、奇妙奇天烈摩訶不思議奇想天外四捨五入出前迅速落書無用な映画でありんした。
やはり、ナゴヤドームならびに名古屋は魔境である。
Gman

Gmanの感想・評価

3.6
わけわからん系
こういった映画は得てして退屈なものが多いが、この作品は意外とそうでもない。
道中楽しくとまではいかないが、割とずっと見てられた。
エンドロールの曲が良かったかな
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.0
宇廻組の構成員南(曽根英樹)は、兄貴分の尾崎(哀川翔)をこよなく尊敬している。しかし、チワワを見ればヤクザを襲うヤクザ犬だと言い張ったりするなど、最近の尾崎には奇行が目立っていた。そんな尾崎を疎ましく思った宇廻組の組長(石橋蓮司)は、尾崎には内緒で、彼を名古屋の処分場に連れて行くよう南に命じる。しかし、名古屋への道中に悲劇が起きた。またもや錯乱した尾崎を取り押さえようとした南は、あやまって尾崎を殺してしまったのだ。尾崎の死体をヤクザ処分場に取り敢えず持って行こうとした南だが、途中で尾崎の死体が無くなってしまう。南は、地元のヤクザに尾崎を探す手伝いを頼み尾崎を探すが、南は奇妙キテレツな人物や奇妙な現象に出くわす。
鬼才三池崇史が、「もしデヴィッド・リンチがヤクザ映画を撮ったら」というコンセプトで制作した怪作。
冒頭から、哀川翔演じる尾崎が外の奥さん方が連れているチワワを「あれはヤクザを殺すように訓練されたヤクザ犬だ」と言って喫茶店の窓にチワワを叩きつけて殺したり、「座っているのに立っているもの何だ?」と質問してくるヤクザの親分、自分の母乳を牛乳として売る旅館の女将、顔半分白塗りのヤクザ、お玉をケツに刺す石橋蓮司など奇妙キテレツなキャラクターの言動を、ひたすら堪能する三池崇史変態劇場。
クライマックスで吉野公佳から生まれたあるものにビックリさせられる。
なんなんだこの映画
全くもっても訳がわからん笑

他の方のレビューを見てみると、三池崇史は和製デビッドリンチだなんだ言われてますけど、本当に訳がわからない笑
ホラーなのかコメディなのか…わけがわからない。
わけがわからないが、最後女の股から◯◯◯が生まれてくるとこなんか完全ホラー。

この時代の三池崇史狂っとる笑
Hiros

Hirosの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭キャストの豪華さに期待値上がるもどんどん失速。
カルト映画と呼ぶにも中途半端なカルト風。
石橋の浣腸と哀川のラスト顔芸はおもしろかった。
母乳がクソきしょい。
どあら

どあらの感想・評価

3.6
悪夢系ですね、シュール!
完全に好みのやつです
次は何が起こるの?wって読めない展開おもしろかった
リンチがヤクザものを作ったら〜と表現されているけどリンチよりはだいぶ分かりやすい

2018年に観た映画