千葉茂樹、藤兼人の脚本を吉村公三郎が監督。集団就職した11名の就職先での出来事、引率教師の努力と苦悩。そして翌年も担任する中学校から集団就職を送り出す。一粒の麦。幸せは実るのか。教師に菅原謙ニ、若尾…
>>続きを読む昭和33年製作、東北地方から東京に働きに出る、中学を卒業したばかりの子供たちの話で、当時の日本の象徴でもあった出来事だ。 福島から送り出す教師(菅原謙二、若尾文子ほか)と、就職するも労働条件が過酷だ…
>>続きを読む福島県の中学校を出て集団就職をした生徒たちと、彼らを助ける先生の姿を描く群像劇。高度成長を支えた所謂金の卵の物語だけど、当然順風満帆とは行かず、それぞれが苦労するお話。集団就職を真正面から捉えた映画…
>>続きを読む神保町シアターにて鑑賞。
鑑賞当時は、若尾文子出演の未ソフト化映画だった。
冒頭の出演者リストでは主演扱いで、確かに物語の面でも主役っぽいが、実際の主役は農村から集団就職した子供たちだった気がする…
「上野に着くのは朝6時だから皆ぐっすり眠るように!」って、そんな列車の90度の椅子でどうやってぐっすり眠れようか
金の卵。冒頭、動員される様子はさながら学徒出陣のよう。東京から故郷に届く手紙も戦地…
開巻「一粒の麦もし死なずば」というフレーズを繰り返す、オルフじみた合唱にどうなることかと心配したが日本映画の良心と呼びたい立派な作品だった。
福島県からの集団就職がテーマだが「三丁目の夕日」などとは…
中卒集団就職残酷物語。専用臨時列車に乗って上京したが、一年後には殆どが転職等で苦境にという何ともせつない話。若尾文子は中学校の教師役で出番は多くはない。フィルムの保存状態が悪かったせいか、音声が劣悪…
>>続きを読む福島から集団就職で上京し懸命に生きる中学卒の若者(金の卵)たちと、ことあるごとに上京しては彼らを支える中学教師の話。
登場する若者達は、15歳そこそこで右も左も分からない異境の地に夜汽車でやって来…
50年代、
大きな夢と希望を抱き、
集団就職で上京する、
少年少女のお話。
決して、あまくはない。
現実の壁にぶつかり、
時には潰れ、
試行錯誤しながら、
強く成長してゆく姿が印象的。
軽薄にな…