さすらいの恋人 眩暈に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『さすらいの恋人 眩暈』に投稿された感想・評価

ラストに歌謡曲を用いて、主人公の心象風景を描こうとする手法は、「ああ!私の中で」などでも用いていた、小沼の文体。助監督は黒沢直輔。
大阪・庄内幸運劇場にて。
S
3.5

冒頭の氷のシーン(美しい)からの女の子お助けからの性行為に至るまでのスピード感に眩暈。すべてが逆算的で打診的、男女の間に起こるすべての行為には理由がある。宿命的な出会いには宿命的な別れありで中島みゆ…

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XA12
3.9

ふや町映画タウンの大森さんがおすすめしていた小沼勝の傑作ロマンポルノ。
70年代末の作品なため、かなり画質は鮮明になっている。切ないストーリーの中で、キュートな小ネタが挟まれているのは、遺作NAGI…

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いかにもな激安フォークながら、中島みゆき先生の「わかれうた」が流れるので否応にも雰囲気は出る。アリストテレスよりはこっちの方が合ってるよ。薄氷に足を踏み入れる女を助ける男、というファーストシーンから…

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あー
4.0

「氷の張った公園の池を泳ぐ女を男が池に入って助ける→家でセックスする」のスピード感が異常
日活ロマンポルノは登場人物が精神的ブレーキを無視して最短距離でエロに走るのが良い
どこまで行っても何をしても…

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S
3.5
小沼勝の演出は苦手。演技がくどくていまいちノリきれない。暑苦しすぎる。
lag
3.9

公園の噴水の氷は脆く。引っ越して逃げ続ける。補い支え合い通帳の残高を数える。仕事だから見せたくなくてもほかに知らない。体張って稼いで借りを返しても済まない。優しいこと言ってくれたらそれだけで嬉しくな…

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3020
4.0
最初の凍った水のシーンがとても美しい。あんなに時が止まって見えるなんて。映画ではじめて見た気がする。嘘のない景色だ。
都内であんな風景今でも見れるのかな。見れるんだろうな。
Nao
3.5
傷心を抱きながら貧しくも生きるカップルの純愛を描く。とにかく哀愁が漂いまくってる名作中の名作。中島みゆきの「わかれうた」が胸に沁みる。あと北鎌倉駅が懐かしすぎた。
泣きながらさまよう‘70渋谷の雑踏。綺麗にオチがつくばかりが映画ではない

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