『フランケンシュタイン』初の映像化作品。
1910年代なのでもちろんサイレント映画。そうでありながらも、音楽の使い方、そして何より怪物の造形が悍ましい。過去最高レベルに恐怖を植え付けるようなルック…
「映画」におけるフランケンシュタイン博士が生み出した怪物は、燃やされる人形の逆再生から誕生した。科学より魔術としての生命の創造。どれほどCGが進化しようとも、1910年に発明されたこのグロテスクな質…
>>続きを読む古いサイレント映画を見ると、映画はもともと総合芸術だったのだなと。
技術の進化は単純に喜ぶべきか。音が乗り、映像が綺麗になりゆく過程で、映画は何を得て何を失ったのか。
ラストはこの映画のオリジナル…
1910年フランケンシュタインの初めての映画化。約16分、人間を創るという野望を持ちフランケンシュタインが産み出したものとは、それは醜い怪物だった。
薬品に埋もれながら大釜の中で生まれてくるシーン…