9歳の少女が森でマンゴーを取ったと実の母を告発し、その母親が処刑されてしまった話のインパクトが強く、ギョッとしてしまった。実の母親をまだ9歳の少女が自分の行動で、死に至らしめてしまうほどに判断力を奪…
>>続きを読むカンボジアの虐殺と強制労働所を生き延びたリティ・パン監督が、奪われた人々や風景を再現する作品。ポルポト派によるプロパガンダ映像だけが残り、真実を映したアーカイヴは残っていないため、土人形による再現が…
>>続きを読む画は消え人は消えた。
しかし映像は残る。
亡くなった人の眠る泥と水をすくい上げ土人形を作る。父と母、兄弟姉妹、いとこ。そうして残されなかった映像を伝える。
父親が教師であった監督がクメール・ルージュ…
記録として残されてる映像は基本的に「勝者の歴史」のものであり、迫害されていた声なき人たちの物語は記録されない。
クメール・ルージュが残した記録映像のアーカイブと、監督自らの記憶をクレイ人形で再現した…
70年代のカンボジア。
クメール・ルージュ(カンボジア共産党、ポル・ポト派)によってもたらされた悲劇を、
粘土をナイフで削りだした、素朴な風合いの土人形とジオラマで再現したものです。
過激な表現はあ…
ポルポト虐殺を生き延びたリティ・パニュによる再現人形劇。クリストフ・バタイユの脚本参加も注目。寡黙な人形達と切り詰められた言葉との鋭い対峙。過去を語ることの堆積性に裏打ちされた土人形の厚みと余韻。
…
Cambodian Civil War(1967-1975)
‘Les Khmers rouges’(a.1968-1998)
Agony of the Khmer Republic(1972-19…
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