淡々と裁判の流れを追ってるだけの映像なのにジャンヌダルク役の俳優さんの目線だけの演技の魅力に目が離せず
「神様」ありきのトンデモ裁判を大真面目にしてるところは滑稽だし、いいように政治利用されててし…
ドライヤーの『裁かるゝジャンヌ』とブレッソンの『ジャンヌ・ダルク裁判』は、同一の歴史的題材を扱いながらも、それぞれの形式が持つ知覚論的な特性を極限まで探求した対照的な作品群である。
ドライヤーは、…
ジャンヌの台詞や表情の演技が上手いとは思うが所詮それらはわれわれの予期図式に該当するパターンでしかなく、わたしはそこから身体性までを導くことはできなかった。いま、そこにある身体はジャンヌが死ぬ直前の…
>>続きを読むやっぱりキリスト教の話をすることは、人間の活動を描写するのに効果的だと思う。結論が出ているような裁判もどきだから、映像としても単調で飽きそうだと思ってたけど、速さと観察の細かさでなんか見れた。視線と…
>>続きを読むブレッソンの手と指の宇宙的交感(蓮實)は相変わらず炸裂していて、また禁欲の姿勢がとてもよく、ラストの虚構じみた神秘的な幕の閉じ方がいい
他なる映画とで濱口が何を語っていたか忘れてしまって…
ブレ…
ロベール・ブレッソンが描くジャンヌダルクの裁判記録を基にした映画
苦手なブレッソン作品のなかでは好きなほうだった
本当の基にしたのはカール・テオドア・ドライヤーの『裁かるる、ジャンヌ』だが、…