ウルリケ・マインホフと重信房子、それぞれの娘へのインタビューを併立させたドキュメンタリー。面白かった。
ウルリケの生い立ちやRAFにいたる経緯もわかって良かったんだけど、それ以上に「シゲノブとPF…
重信房子の少し年上世代の母曰く、心情的左派が多かったベビーブーマー前後生まれから見ると、彼女はアイドル的存在だったらしい。評価は別として笑顔の写真が多いアナーキストは珍しい。
ドイツ赤軍と日本赤軍の…
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その活動の善し悪しは別としても、今から45年前の日本の若者たちはエネルギーが満ちあふれていた。
自分たちが力を合わせれば日本を、そして世界を変えられると本気で考えそれを行動に起こしていた。
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興味深い題材だけど、革命家の子供よりも革命家自身の説明に映画の半分くらいを使ってたのがちょっと残念。
仕方ないし、私も彼女たちの親について知識がないから知りたい情報だったけど、やっぱりその子供である…
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メモ〉重信メイの生い立ちと母
◎解放戦士として生きることと同じように教育も大事。幼稚園、小学校と通いコミュニティの子供たちと関わりを持つ。教育は武器だ。
◎ジュニア時代、水泳の選手でオリンピック…
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いくら主張が正しくともそれを訴えるために手段を選ばないというのはやはり…。ウルリケ・マインホフの娘のセリフ「テロリストはヘロイン中毒に似ている」と重信房子の娘のセリフ「今はメディアに注目されるには(…
>>続きを読む1960年代末から70年代にかけてそれぞれドイツ赤軍と日本赤軍を率いたウルリケ・マインホフと重信房子。
ある人々には革命家で希望、ある人々にはテロリストで恐怖のアイコン。
そして娘を持つ母親。
数奇…
© Transmission Films 2011