2回目。
『ベルリンアレクサンダー広場』の構想をテープに吹き込み、インタビューで作品の主題に答えるなど、自分が作家であることをパフォーマンスしながら、そこにどこまでも個人的/政治的な葛藤が同居してい…
ファスビンダーの部分ははっきりしていて衝撃。自分の性器を触りながら電話で泣く。それも含めて緩やかに繋がっていて、多様なドイツ映画と言われるけれど、オムニバスとは思えない統一性。その根源には怒りがある…
>>続きを読む当時すでに巨匠だったファスビンダー監督が全裸で登場し、自宅の部屋で自分の性器を触りながら泣く。言葉通り丸裸のドイツ国民として、戦後ドイツの政治・社会・思想と向き合う姿勢を提示している。その覚悟はフィ…
>>続きを読む【全編通して再視聴】2024年10月27日
海外盤を輸入。最初に輸入したデジタルリマスター版は映画字幕すらなかったため、英語字幕付きの古いDVDを追加で輸入。
1. ハンス=マルティン・シュライヤ…
どうしても第三帝国への言及を避けられない過去との対峙を、土を掘り返すことで表象する。そしてファスビンダーの姿、あれは泣けます。あの曝け出し方を見ると、ああこの人はほんとうに映画と心中した人なんだとわ…
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